男性不妊と鍼灸

●もっとも割合の多い乏精子症には、鍼灸が良い効果があります。

 

・精子濃度(精子数)、精子運動率のどちらの改善にも鍼灸は期待できます。

・専門医の検査での、WHOの基準(最低基準)は、正常値・標準値ではありません。

・卵子同様に、精子にも質の問題があります。鍼灸治療は精子の運動率を改善する働きがあり、当院では学会で発表をしました。

・精子運動率が改善することは、精子の持つ生命力を改善することにもなり、受精につながる精子の質の改善にも効果があると考えます。

・EDなども対応いたします。

 

※精液所見に問題がない場合でも、夫に性欲がない等の場合も対応ができる場合があります。

※精索静脈瘤などの疾患が原因となる男性不妊には、鍼灸の効果は期待できません。その場合は専門医にて精索静脈瘤の治療を優先して行い、治療後に鍼灸をおすすめいたします。

 

 

 

快適な日常生活こそ良い精子の状態を作ります

さまざまな理由で日常生活中に痛み止め(鎮痛剤)を使用しているご主人も多いと思います。

 

痛み止めの成分でイブプロフェンがあります。

広く市販されて、だれでも買える市販薬にこの成分が含まれているものが多数あります。

鎮痛薬としてだけではなく、かぜ薬としても使用されています。

 

この成分が精子の状態を悪くするという研究結果があります。

https://www.cnn.co.jp/m/fringe/35112870.html

 

例えばイブプロフェンを必要とする鎮痛で、頭痛などは偏頭痛や肩こりから発症する筋緊張性頭痛などは鍼灸がとても良く効きます。

 

疲労などが原因で良く風邪をひくような方は、原因の疲労を改善したり、免疫の働きが良くなる鍼灸をしてみてはいかがでしょう。

また本来、男性不妊、造精子機能には鍼灸がとても良い効果があります。

 

 

 

 

実際の治療例

精子症などは鍼灸の出る幕はないと思われますが、精子数が少ない、運動率が悪いなどと言った男性不妊には鍼灸は良い効果があります。

しかし実際に得られた効果について精子のデータ像を提示した症例はあまり無いように思います。

当院で平成22年11月末より23年1月末まで治療を行い、良好な結果が得られたデータについて、患者様のご快諾を頂けましたのでご紹介させて頂きます。

 

症例1 : 34歳男性

治療期間 約100日 16回治療

結果 : 総運動率 3.2% → 28%へ改善 精子濃度は変化なし

 

男性不妊と鍼灸

 

 

 

症例2 : 33歳男性

治療期間約90日 12回治療

結果 : 平均精子濃度 3640万/ml → 12回治療後 1億80万/mlと大きく改善 平均精子運動率 44.3% → 12回治療後 80.2%と、ほぼ2倍に改善

 

基礎体温1

 

 

 

学会発表

この2症例については、第66回全日本鍼灸学会東京大会(東京大学)で発表しました。

 

男性不妊 学会発表

 

 

 

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当院ブログ 学会発表のスライド 男性不妊

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