鍼灸の効果のある疾患 産科 婦人科系疾患

●子宮筋腫など

子宮筋腫については、閉経間近の年齢で長期の治療ができれば、筋腫の縮小などが望めます。

 

ただ閉経までにだいぶ機関があり、順調に月経がある場合は、消失するほど小さくなることはあまり期待できません。  

 

子宮筋腫によって引き起こされる、腰痛や腹痛、貧血などの症状には大変有効です。


医療機関で、切除手術せずに薬などで治療を行っている場合には、鍼灸治療は特にお勧めしたい治療の一つです。

 

当院での治療は、週に1回が目安です。ほかに自宅でのお灸をすすめています。

 

 

 

●生理痛・月経困難症・子宮内膜症など

月経困難症による腹痛、腰痛などといった症状の場合は、当院の鍼灸は大変有効です。

 

およそ、週に1回の頻度で3周期治療すると、月経痛などは大変良くなります。

 

同時に、肩こりなどの患部を見つけ治療を継続すると、月経に伴う頭痛などの不快な症状が改善します。

 

専門医の治療でピルなどを服用している場合でも治療は可能です。

 

当院での治療は、週に1回が目安です。ほかに自宅でのお灸をすすめています。

 

 

 

●不妊症 不育症・習慣性流産

自然妊娠を目指している方から人工授精、体外受精を受けている人、男性不妊まで幅広く対応しています。

 

当院では、女性不妊だけではなく男性不妊にも力を入れて診療しています。

 

また、習慣性流産・不育症にも鍼灸の効果があるものがあります。

 

●不妊症の特集ページへ →

 

 

 

●月経不順 生理不順

ストレスや生活習慣の乱れなどによって起こる月経(生理)不順、ホルモンのバランスを崩して起こる月経(生理)不順に対応しています。

 

また先天的な体質として月経不順が起こる多嚢胞性卵巣(PCO)や、ス トレスや生活習慣の乱れなどによって起こる月経(生理)不順、ホルモンのバランスを崩して起こる月経(生理)不順に対応しています。

 

当院での治療は、週に1回が目安です。ほかに自宅でのお灸をすすめています。

 

おおむね、3ヶ月~6ヶ月程度の治療で改善します。

 

第二度無月経などの場合は、さらに治療期間が長くなる場合があります。

 

 

●妊娠時のつわり・妊娠悪祖、妊娠中、出産後の腰痛など

妊娠中のマイナートラブルとしてのつわりや、妊娠中の腰痛、出産後の腰痛には、鍼灸が良い効果があります。

薬を使わないので、とても安心です。

また妊娠中の鍼灸は、安産にもなりやすく、特におすすめいたします。

 

出産後の腰痛・骨盤痛に対しては、鍼灸+骨盤調整も行います。

 

 

 

●さかご 骨盤位

妊娠も安定期の中期を過ぎ、30週を迎える頃、産科婦人科の検診時に『逆子(骨盤位)ですね』といわれる方も多いようです。

 

ほっておけば治る事も多いので、初めのうちはあまり気にとめる方もいらっしゃらないようです。

 

鍼灸治療では逆子の治療は大変効果がよく、治療を希望して来院される方が大変多いようです。
しかし、そのほとんどが35週を過ぎ、出産をまじかに控えた方ばかりです。

 

35週を過ぎると、胎児は出産のために産道に近づこうと降りてきます。

そのためまだ狭い骨盤内にて胎動も少なくなり、逆子が治る確率は非常に悪くなります。

 

逆子の治療を希望の場合はなるべく早い週数にご来院ください。 

 

さかご

 

当院では安全に効果的な治療が出来るように、ドップラー心音計とエコー(超音波)による画像を参考にして行っています。

 

妊娠30週よりさかご治療を行いますが、なるべく妊娠週数の早いほうが効果が高いです。

 

 

●産後の骨盤痛・骨盤矯正(必ず鍼灸とセットになります)

●こちらをご覧ください(骨盤矯正のページ) → 
※当院の産後骨盤矯正は、様々な理由があって必ず鍼灸治療とセットになります。