本宮市でボランティア参加してきました

11月12日の日曜日は、本宮市でのNPO法人鍼灸地域支援ネットさんのボランティア活動に混ぜていただき、ボランティア活動をしてきました。

もともと原発事故などで大変な境遇にある福島県のお子さんたちの健康を守ろう、ということで活動されていたNPO法人鍼灸地域支援ネットさんの小児鍼のボランティア治療であったそうですが、不妊、特に続発性不妊(二人目以降の不妊)に悩む方も多いということで、参加して参りました。

会場は、本宮市のソレイユ本宮の2階。NPO法人本宮いどばた会が運営している、子育て支援センターでした。

子育てで疲れたな―、休みたいな~とか、お子様どうしの遊ばせて、その間、お母さんがちょっと休んだりとか気軽に休憩できる場を提供している、とのことでした。

さっそく、NPO法人鍼灸地域支援ネットの浜野先生が、子供と同じ目線で近づき、小児鍼を開始していました。

この日は小児鍼の良き理解者でもある郡山市のすみこしこどもクリニックの隅越先生も参加されていました。

20人から30人のお子様が入れ替わり訪れ、賑やかだったんだと思いますが、私は別室で不妊治療の相談&体験治療をしておりまして、あいにく写真は皆さん帰られた後のものしかありません(;^_^A

不妊症の方は、1人目から授かりたいという方が1名、2人目がなかなかできない、という続発性不妊が2名でした。

続発性不妊のうち、1名は年齢も40歳を超えていましたが自然妊娠ならば受け入れるという事から、妊娠しやすい体つくりを指導させていただきました。実際に先月は当院では40歳以上の方が何人か妊娠しております。しかも45歳で自然妊娠なんていうケースもありました。

またもう一人は、妊娠してもすぐに流産してしまうという事でした。流産には理由があり、人間がどうしようもないものもありますが、防げるものはお灸などするといいですよ、という事でお灸を教え、ツボを取って印をつけました。

当院の患者さんで、お1人目の妊娠から流産が続いたけど、鍼や灸をして元気な赤ちゃんを産んだ方が何人もいることなどの話もして、期待しすぎもしない、あきらめもしない、そういうお気持ちが大切なんですよ、というお話をいたしました。

子育て支援センター内の標語入りカレンダー。なるほど~と思いました。