「不妊症・子宝治療」カテゴリーアーカイブ

第76回日本東洋医学会学術総会で講演しました

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6月7月は学会シーズン真っ盛りです。

光栄なことに、日本東洋医学会学術総会で鍼灸による男性不妊の鍼灸実技セミナーで講演させていただきました。

講演は男性不妊の鍼灸実技

 

当院での男性不妊への鍼灸の効果の研究

いきなり実技ではなく、当院での独自の治療での鍼灸介入後3ヶ月、6ケ月での効果の検証をお話ししました。

精子の数が増え、運動率が改善することが分かります。

また実際に、当院で夫婦ともに鍼灸治療を受けている方の方が、奥様だけ治療している方より妊娠される方がずっと多いです。

 

講演の座長の片岡先生と、お手伝いの中沢先生

左は、講演の座長をつとめていただいた福井のあけぼの鍼灸院の片岡康弘先生、右は郡山市の一寸法師ハリ治療院の中沢良平先生で、実技の間マイクを持っていただくなど手伝っていただきました。

鍼灸による男性不妊の研究では第1人者である、SR鍼灸グループ総院長の伊佐治景悠先生も

この講座では男性不妊研究第1人者であるSR鍼灸グループ総院長の伊佐治先生も聴講いただきました。

あと写真はないですが、実技のモデルは福島医大・会津医療センター教授の鈴木雅雄先生でした。さすがに鈴木先生に鍼を打つの緊張しました。

 

福井のうまいもの

白河から福井までは車で往復。行は朝3時出発。
越中境SAで朝食の、白エビのかき揚げ蕎麦。
旨かったですねぇ。

して、帰りは有磯海SAで食べた、白エビ天ぷら蕎麦とミニねぎトロ丼のセット。これも旨かったですが、白エビは1匹ずつの天ぷらよりかき揚げの方が旨かったです。

一口食べてからの撮影はご愛敬(;^ω^)

帰宅は夜10時ちょい過ぎ。約1000キロのドライブですが、さすがにくたびれました。。。

それでも車はプリウス。ガソリン代は片道3,000円でおつりが来ます。素晴らしい!

第75回全日本鍼灸学会 岡山大会で発表してきました

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ライフワークの一つにしている、学会発表

毎日の診療を行う傍ら、当院では来院された患者様のデータなどを蓄積して、学会発表を行っております。

特に女性の難治性不妊、つまり何度も体外受精を行ってもなかなか妊娠できない方への、鍼灸の効果の研究。

男性不妊、精液所見改善への鍼灸の効果の研究。
精液所見を改善できることは、自然妊娠しやすい環境作りのみならず体外受精での成功率も向上させます。

 

今年も全日本鍼灸学会(岡山)で発表しました。

口演(スライド)発表の会場になります。

会場(岡山コンベンションセンター)に到着後、発表のデータをデータセンターへ登録します。

 

演題は、『鍼灸介入前後での体外受精採卵成績の変化について』

14例と少ない症例数ですが、もともとは過去5年間に来院した400名近い体外受精を行っていた患者さんを分母にしたデータです。

400名近いうちから1)最低3回採卵を行っていた方、2)鍼灸開始後も同じ排卵誘発法を行っていた方、鍼灸開始後、最低週に1回・4ケ月鍼灸を継続した方を条件にすると残った方は14名になりました。

この14名の研究結果は上の表と変化は下記のグラフになります。

採卵下図の変化は116%へ改善し、培養が途中で停止せず、初期胚または胚盤胞で胚移植または移植可能として凍結した卵子の数は173%へ増えました。

また観察期間中に妊娠されて卒業された方は、14名中11名でうち3名は自然妊娠でした。しかも当院初診時44歳だった方は、45歳2ヶ月時に自然妊娠されて卒業されています。

 

当院の不妊鍼灸は、データの上からも効果があると言えます。

14名の患者さんたちは体外受精でもなかなか妊娠できない方たちでした。うち11名が妊娠されたということは、当院の不妊症への鍼灸治療は有効であるという証左であると言えます。

 

弟子が応援に駆けつけてくれました(^^♪

西那須野のインターチェンジ近くで開業されている『赤田山はり・きゅうマッサージ接骨院』の髙橋吉明先生・加洋子先生がわざわざ岡山まで応援に来てくれました(^^♪

弟子の見守る中、発表させていただきました。

 

赤ちゃんが来ました

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1人目も、当院の鍼灸治療を受けながら排卵誘発1回目のタイミングで自然妊娠されました。

 

2人目を目指して鍼灸を開始し、4ケ月で自然妊娠。鍼灸だけ行っていました。

 

月満ちてご出産。

本日、赤ちゃん連れでご挨拶にいらっしゃいました。

例によって、ジブリ風に加工してご紹介いたします。

原坊の朝顔の種の配布を始めました

いつも拙文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

もう15年になりますが、東日本大震災の年に無事妊娠されてご出産された方からいただいた、妊活の縁起物の『原坊の朝顔の種の配布』を今年も配布を開始しました。

原坊の朝顔の種の起源

GoogleのAIでの回答・・・

  • 由来: 桑田夫妻が道路脇で双葉を見つけ、大切に育てて美しい花を咲かせた後、子供を授かったというストーリー。
  • 入手方法: サザンオールスターズのファンクラブ「サザンオールスターズ応援団」の企画や、一部の産婦人科・鍼灸院(例:三瓶鍼療院)などで配布されることがあります。
  • 育て方: 普通の朝顔と同様で、種まき前夜に水に浸けておくと発芽しやすい。5月〜6月頃、気温が20〜25度になってからまくのが最適。
    コモンズ広場コモンズ広場 +6
特徴
  • 花の色: 涼しげな薄い青色。
  • 縁起: 「子宝に恵まれる」「幸せが訪れる」として知られる。

『原坊の朝顔の種』でGoogoleで検索すると、なんと~~~三瓶鍼療院で配布している、、、と出ているではないですか(笑)

 

今年は7月に愛媛県鍼灸師会で不妊症講座で講師で呼んでいただきます。その際に参加された皆さんにお配りします。

 

なお、2011年に原坊の朝顔の種を当院で入手しました。

その当時書いていたブログの記事はサーバーの移転で見ることはできませんが、WEBアーカイブで記事を見つけましたので転記します。

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震災・原発事故を乗り越えて 『原坊の朝顔の種』の贈り主さん

当院の患者さん、また講演で出張した先の福井の方たちにお配りした『原坊の朝顔の種』の贈り主さんが、産まれたばかりの赤ちゃんを連れてご挨拶に来て下さいました。

(その時の記念写真をもとに、チャットGPTで画像化してみました)

大変な苦労をされ、やっと授かったところで3月11日の大震災・・・続いて原発事故に見舞われてしまいました。(何しろ3月11日でD36です)

流産しやすかったので、心拍確認できるまでは治療を毎日行いました(ちなみに、私自身の勉強も兼ねていたのでhCG陽性~心拍確認までは無料にさせていただいてました)。

3月の原発事故直後は、白河での環境放射線量は毎時8~9マイクロシーベルト。11月現在の20倍くらいもありました。

福島県で妊娠、出産すると放射線の影響があるとか、心ない煽りがネット上で散見されますが、そんな根も葉もない話をすっ飛ばしてくれるような、かわいい寝顔の赤ちゃんです。

産まれたときの体重も3600グラム超の見事な大っきな女の子です。

昨年お配りした『原坊の朝顔の種』ですが、栽培した患者さんから見事な種を『たくさん取れたので半分持ってきましたと』と続々といただいてます。

来年、希望される方にまたお配りいたします。

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上記の2011年3月11日当時は、この患者さんは3回目の胚移植でやっと心拍確認できました。

5月に種をいただき、ほかの不妊患者さんに配布したほか、8月の福井県鍼灸師会の講演会の際、聴講者に配りました。


(上の新聞記事は、福井新聞の2011年8月のもので、福井県鍼灸師会様に講演会講師で呼んでいただいた時のものです)

当院での原坊の朝顔の種の配布も、もう15年を迎えます。

卵巣機能への鍼灸の効果 良い卵子を得るには精子の質も重要

子宝を望み、長らく通院されている方がおりました。

様々な要因で治療が長くなり、体外受精を続けていると卵巣の反応性も落ちてきます。

鍼灸を続けていると、卵巣の老化が遅くなる?

FSH(卵巣刺激ホルモン)がときどき20mlU/mlを超え、その都度採卵のための卵巣刺激はお休みとなっていた方でした。

鍼灸は欠かさず週に1回行っており、採卵を1周期休んでいるとすぐに回復される方で、今回はお休み後のホルモン値は、
FSH8.ちょいmlU/ml 発育開始している卵のありかを示すエストロゲンE2は27ちょいpg/ml。なかなかいい数字です。

鍼灸を続けられていると、卵巣機能が長持ちして採卵が続けられる方が多いです。

あとは採卵の際に、質の良い卵に巡り合えれば、です。
さらにいえば、男性の精子の質も重要です。

『受精卵』は卵と精子が受精した後の胚になります。
質をよくするのであれば、男性の精子の質の改善も重要です。

精液所見が優れていなければ、奥様の治療のほかご主人の鍼灸治療をおすすめします。(精液所見が非常に優れていれば、とりあえずは鍼灸はしなくても良いと考えます)

精子も歳をとる(老化する)

しかしながら、運動率と数(精液濃度)のみでは精子の質はわかりません。精子にも卵子と同じく染色体があり、年齢とともに劣化している可能性があるからです。

ただし、鍼灸を行うと精子の運動率が改善したり、数が増えることがあるので、鍼灸は精子の質も改善している可能性があります。

実際に、夫婦ともども鍼灸を行っている方は、良い胚になったり妊娠する方が多い印象があります。

10月4日(土)は、第20回日本鍼灸師会全国大会で講演してきました

激動は10月まで続いておりました。

10月4日(土)は、つくば国際会議場で開催された第20回日本鍼灸師会全国大会に参加してきました。

参加とは言え、不妊鍼灸についての講演を90分も依頼されておりました。名誉なことだと思っております。

写真は、中村聡・日本鍼灸師会会長のご挨拶です。

同じ会場で講演をさせていただきました。

演題は、『不妊鍼灸の手技の国内標準化を目指して』

様々な鍼灸の流儀があり、また不妊症への鍼灸治療法も様々あります。

現段階で一定の効果が認められるものについて公開して、広く行っていただいてデータを集め、やがて世界に文献として発信していきたい、という内容でした。

私が会長を拝命している一般社団法人JISRAM(日本生殖鍼灸標準化機関)では、過去これまでに効果的な不妊症への鍼灸手技を会員間で共有し、また公開講座などで会員外へも広めてきました。

まずシンプルに、鍼や灸、世界的に鍼の補助に使われている低周波通電気くらいで、このような効果がありました、という少ないながら私の研究を示しました。

今現在はレーザーも使っているため、レーザー導入前のデータを提示しました。今後レーザーを使っての結果と比し、また私以外のJISRAM会員のデータも比べ、やがてレーザーを併用した治療法が『標準治療』になるかもしれません。

実技も披露しました(^^♪

与えられた時間は90分。なかなか長いです。

標準治療としてJISRAMで推奨している3つの刺鍼手技を披露しました。

 

9月28日(日) 一般社団法人JISRAM(日本生殖鍼灸標準化機関)総会・東京研修

9月激動の〆は、28日(日)の生殖鍼灸、とりわけ不妊症に特化した鍼灸研究会JISRAMの総会と東京研修でした。

私、この会長を仰せつかっております(;^ω^)

総会では、2024年度事業と財務の報告、新年度である2025年度の運営方針を会員へ示し、事業計画と予算案を諮り、問題なく承認いただき総会を終了できました。

その後は研修となります。

会員データを集積した研究の中間報告

会員から募集した多くのデータを、新潟医療福祉大学准教授の金子聡一郎先生に解析していただき、中間報告をいただきました。

反復着床障害では鍼灸の有効が示されていた

3回以上良好胚を移植しても妊娠できなかった多数の症例に対し、鍼灸を行ったところ6割の方が胎嚢確認以上の臨床的妊娠をされた、ということでした。

データの多くは、採卵前から鍼灸を行っていたため、胚の質が改善したとも考えられます。

JISRAMでは、採卵成績の改善(採卵数の増加、採卵して受精した胚の質の改善)を目的とした鍼灸の手技を共有しています。

その手法を『(現段階での)標準治療』として、国内へ普及していきます。

 

その標準治療の会得と確認

会員へ標準治療である陰部神経刺鍼鍼通電法と、中リョウ穴刺鍼法を指導する、名古屋・明生鍼灸院の木津副院長。

木津先生は俵IVFクリニックで胚移植を行う患者さんへ鍼灸を行っており、また国内でも最も古くから不妊症へ鍼灸を研究している方でもあります。

私も、木津先生から不妊鍼灸の多くの技術を学びました。

終わって記念撮影

金子准教授、木津先生、皆さんで記念撮影です。南は鹿児島、北は仙台。みなさん良く集まってくださいました。

 

その後はお楽しみ懇親会へ

その後は、東京駅八重洲近くで懇親会。

みなさん生き生きしています(^^♪

日本不妊カウンセリング学会 第56回認定カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座で講演しました

去る9月21日(日)に、東京・日本橋でNPO法人日本不妊カウンセリング学会 第56回認定カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座にて、講演をさせていただきました。

演題は「生殖鍼灸における鍼灸の役割」

持ち時間は1時間。会場講演とリモート参加(アーカイブあり)のハイブリッド開催で、参加者は約700名ということでした。

聴講者は、認定カウンセラーや体外受精コーディネーターを目指す看護師さん、胚培養士さん、鍼灸師や薬剤師、医師の皆さまでした。

お話しした内容は、生殖医療に対して鍼灸が貢献できる内容やチーム医療を目指した鍼灸師の指導について。

特に生殖医療を実践しているクリニックの皆様に、鍼灸を紹介する、という内容でした。

なかなか採卵の成績がふるわない。そんな時は鍼灸を併用してはどうでしょうか。今行っている先生方の治療を邪魔せず、アド・オンできる治療が鍼灸です、みたいな話。

良い注射薬。高価な薬を使っていても、患者さんが疲弊していては良い効果が出にくいと思います。

そんな時は鍼灸を試していただきたいと思います。

座長は盟友の徐大兼先生(東京・アキュラ鍼灸院)

もともと講師の話を持ってきてくださったのは、東京・青山で古くから不妊症を扱っているアキュラ鍼灸院の徐大兼先生。

日本鍼灸師会の青年部時代からのお付き合いで、もう20年近くの交流がある盟友です。

このような学会で講演できたことは大変な名誉です。徐先生には大変感謝しております。

私の講演の次は富山県立中央病院の谷村悟医師による、『帝王切開子宮瘢痕症(CSDi)について』でした。

そのアーカイブを見させていただきましたが、『私の前の鍼灸の話、すごく面白かったですね』と言っていただいておりました(^^♪ちょっと嬉しかったです。

この次の週は、私が会長を務める一般社団法人JISRAM(日本生殖鍼灸標準化機関)の2025年度総会と東京研修でした。

さらに翌週10月4日・5日は、つくば国際会議場で開催される第20回(公社)日本鍼灸師会全国大会での講演がありまして・・・。

バタバタですね(;^ω^)