だいぶ過ぎての投稿ですが、11月9日(日)に東北大学医学部研究棟で開催された全日本鍼灸学会東北支部学術集会で研究発表をしてきました。
鍼灸を一定期間行うと、体外受精での採卵成績、特に胚移植や凍結できる胚が増える、という研究でした。

昨年6月には福島県立医科大学で開催された、日本東洋医学会福島県部会での教育講演に使った研究でした。
今現在は、さらに効果のある治療法で研究しています。
だいぶ過ぎての投稿ですが、11月9日(日)に東北大学医学部研究棟で開催された全日本鍼灸学会東北支部学術集会で研究発表をしてきました。
鍼灸を一定期間行うと、体外受精での採卵成績、特に胚移植や凍結できる胚が増える、という研究でした。

昨年6月には福島県立医科大学で開催された、日本東洋医学会福島県部会での教育講演に使った研究でした。
今現在は、さらに効果のある治療法で研究しています。
9月激動の〆は、28日(日)の生殖鍼灸、とりわけ不妊症に特化した鍼灸研究会JISRAMの総会と東京研修でした。
私、この会長を仰せつかっております(;^ω^)
総会では、2024年度事業と財務の報告、新年度である2025年度の運営方針を会員へ示し、事業計画と予算案を諮り、問題なく承認いただき総会を終了できました。
その後は研修となります。
会員から募集した多くのデータを、新潟医療福祉大学准教授の金子聡一郎先生に解析していただき、中間報告をいただきました。

3回以上良好胚を移植しても妊娠できなかった多数の症例に対し、鍼灸を行ったところ6割の方が胎嚢確認以上の臨床的妊娠をされた、ということでした。
データの多くは、採卵前から鍼灸を行っていたため、胚の質が改善したとも考えられます。

JISRAMでは、採卵成績の改善(採卵数の増加、採卵して受精した胚の質の改善)を目的とした鍼灸の手技を共有しています。
その手法を『(現段階での)標準治療』として、国内へ普及していきます。

会員へ標準治療である陰部神経刺鍼鍼通電法と、中リョウ穴刺鍼法を指導する、名古屋・明生鍼灸院の木津副院長。
木津先生は俵IVFクリニックで胚移植を行う患者さんへ鍼灸を行っており、また国内でも最も古くから不妊症へ鍼灸を研究している方でもあります。
私も、木津先生から不妊鍼灸の多くの技術を学びました。

金子准教授、木津先生、皆さんで記念撮影です。南は鹿児島、北は仙台。みなさん良く集まってくださいました。

その後は、東京駅八重洲近くで懇親会。
みなさん生き生きしています(^^♪
去る9月21日(日)に、東京・日本橋でNPO法人日本不妊カウンセリング学会 第56回認定カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座にて、講演をさせていただきました。

持ち時間は1時間。会場講演とリモート参加(アーカイブあり)のハイブリッド開催で、参加者は約700名ということでした。
聴講者は、認定カウンセラーや体外受精コーディネーターを目指す看護師さん、胚培養士さん、鍼灸師や薬剤師、医師の皆さまでした。
お話しした内容は、生殖医療に対して鍼灸が貢献できる内容やチーム医療を目指した鍼灸師の指導について。
特に生殖医療を実践しているクリニックの皆様に、鍼灸を紹介する、という内容でした。
なかなか採卵の成績がふるわない。そんな時は鍼灸を併用してはどうでしょうか。今行っている先生方の治療を邪魔せず、アド・オンできる治療が鍼灸です、みたいな話。
良い注射薬。高価な薬を使っていても、患者さんが疲弊していては良い効果が出にくいと思います。
そんな時は鍼灸を試していただきたいと思います。

もともと講師の話を持ってきてくださったのは、東京・青山で古くから不妊症を扱っているアキュラ鍼灸院の徐大兼先生。
日本鍼灸師会の青年部時代からのお付き合いで、もう20年近くの交流がある盟友です。
このような学会で講演できたことは大変な名誉です。徐先生には大変感謝しております。
私の講演の次は富山県立中央病院の谷村悟医師による、『帝王切開子宮瘢痕症(CSDi)について』でした。
そのアーカイブを見させていただきましたが、『私の前の鍼灸の話、すごく面白かったですね』と言っていただいておりました(^^♪ちょっと嬉しかったです。
この次の週は、私が会長を務める一般社団法人JISRAM(日本生殖鍼灸標準化機関)の2025年度総会と東京研修でした。
さらに翌週10月4日・5日は、つくば国際会議場で開催される第20回(公社)日本鍼灸師会全国大会での講演がありまして・・・。
バタバタですね(;^ω^)
すでに8月31日(日)、9月1日(月)に開催した東北6県鍼灸師会で持ち回りで開催している、第56回東北鍼灸学会学術大会について。
大会のテーマは、『安心安全な鍼灸医療を目指して』
1年前から準備を進めてきましたが、6月以降からは参加者募集が始まり、その管理などに忙しく、また演者、講師の先生の調整、会場や協賛業者さんとの連絡などなど、鍼灸師としての日常の仕事をしながら、ほんとに厳しかったです。
鍼灸師の遭遇したトラブル例の発表で、みなさん本当によく発表して下さいました。
写真はあえて掲載いたしません(;^ω^)

鍼灸治療という、医療ではないけど特殊な治療法の法的解釈や、過去の医療事故の判例の解釈から発表症例のコメントまで幅広い専門家の教えをいただきました。

市民公開講座は、わが福島県鍼灸師会相談役・監事の中沢良平先生(郡山市・一寸法師ハリ治療院)
演題は、『あはき法の問題点と改正への方向性』でした。
中沢先生は、われわれ鍼灸師の地位を安定させ、よい鍼灸医療を進めるうえで鍼灸師のための法律改善に取り組まれています。

2日間に及ぶ第56回東北鍼灸学会も無事閉幕しました。
学会頭として謝辞を述べさせていただきました。
今年は下記のような講演予定となっております。
私を講師にお声がけくださいました皆様、大変感謝いたします。
演題『不妊鍼灸のイロハ 女性不妊・男性不妊の初歩から応用まで』
演題『生殖医療における鍼灸の役割』
教育講演
『不妊鍼灸の手技の国内標準化を目指して』
大きな学会、大学教授や超有名な不妊治療専門クリニックの医師たちが登壇するような不妊カウンセラー・体外受精コーディネーターの養成講座で講師を務めさせていただくことになりました。
大変な光栄ですが、多(他)職種の皆様方に不妊症領域での鍼灸をしっかりお伝えできるよう、頑張って務めさせていただきます。
写真がございません(;^ω^)
なにしろ写真撮っている暇もなく動き回っておりました。
7月13日は、前日12日土曜から盛岡に行ってました。
2週間前も盛岡にいました(-_-;)
その時は、日本鍼灸師会のブロック会議があり、東北の鍼灸師会の会長さんが集まりました。
ほぼ同じ顔ぶれでまた2週間後に集合。

研修は、埼玉医科大学の客員教授の山口智先生。
お題は、『耳鳴り・難聴の鍼灸』
もう一人の講師は、秋田大学の救急救命・集中医療学講座の教授・中永士師明(なかえ はじめ)先生
ご両名とも素晴らしい講演でした(^^♪
激動の6月。。。でした。
6月28日は、盛岡で日本鍼灸師会東北ブロック会議に出席。
翌日も昼直前まで会議出席し、12時17分の新幹線で福島へ。
福島駅からタクシーで福島医大へ。

福島医大の中にあるM&A薬局・光が丘鍼灸院の会議室で日本東洋医学会福島県部会の学術総会に参加し、教育講演で当院の不妊治療について1時間講演させていただきました。
多くの医師に聴講いただきましたが、とてもありがたい機会でした。
会場参加は30名弱でしたが、オンラインでは120名以上参加があったということでした。
当院の女性不妊では、例えば体外受精での採卵後、移植可能になる胚が増えることを過去のデータで示し、
当院での女性不妊、男性不妊への鍼灸治療について.jpg)
男性不妊では、当院の鍼灸治療により精子の数や精子の運動率が改善することを示しました。

発表後、JA福島厚生連 白河厚生総合病院の石橋真輝帆医師からご質問をいただき、講演後もPCOSなどでいろいろ教えていただきました。
とても貴重な学びの場となりました。
ながらく執筆をサボっておりました。。。
なにしろ6月は激動でした。
6月1日(日)は、名古屋で学会発表をしてきました。
もう一つ大きなイベントがあり、日本東洋医学会福島県部会学術総会(会場・福島医大)で教育講演を依頼されました。
普段の鍼灸師や学生を対象にした講演ではなく、多くの医師しかも生殖医療専門医を対象にした講演ですから、不妊に対して鍼灸が効果があるデータを示さなければなりません。
しかも現在、当院ではさらなる効果を目指して鍼灸+レーザーも使った治療を行っています。そのデータは鍼だけの効果ではないので、2011年当時の鍼灸と電気鍼のみのデータを長らく検証しました。
〇鍼灸介入前後で、採卵できた卵の数の変化
〇鍼灸介入前後で、受精し移植可能となった胚=胚(卵)の数の変化
上記の条件で残ったのは14人(平均年齢39.2歳±2.91歳)
この14人の、鍼灸介入前後でのデータを比較しました。
院長コメント
統計処理すると、鍼灸を行うと採卵数が上がる可能性が高い。
また、鍼灸を行うと、受精し『移植が可能になる卵子(胚)が増える』ことがわかる(P=0.0031)。

以上の通りの結果となりました。
現在はより効果の高い治療法と低刺激レーザーを使っていますので、さらに効果が高いと考えています。
鍼灸により体外受精の成功率が高くなることは、これで十分考えられます。