「雑記」カテゴリーアーカイブ

吉田富三博士のこと

もう30年以上も前のこと。
東京の四谷にある鍼灸学校に通っていて、その時に医学史だったか病理学の授業で、福島県浅川町出身の病理学者・吉田冨三博士の業績について講義があったことがあります。

野口英世の話は有名ですが、吉田富三博士の話題はそれほど出てきませんし、浅川町という白河の隣町からのご出身だったこともあり近くだと余計に無関心でした。

このたび東京大学の講義室に立ち入り、初めて?吉田富三博士にお会いできました。

上は、東京大学医学部2号館に掲げてあるものです。
あとで調べると医学部長までされたのですね。

この絵をFacebookに投稿すると、お世話になっている滋賀県栗東市のちばレディースクリニックの千葉隆史先生から、『もしや小磯良平の絵ですか?』というコメントをいただきました。

気になっていたので、浅川町の吉田富三記念館に行き、いろいろ調べてみると、やはり兵庫県出身の日本の美術史上でも著名な、小磯良平画伯による、吉田富三博士の東大退官記念のときの肖像画だったようでした。

身近なところにある記念館で、医療者にとってはとても貴重なところです。

吉田富三記念館 http://www.tomizo.or.jp/

学会の夜

昼に勉強、夜に久しぶりに全国各地の旧友たちと懇親。
全国規模の学会は非常に実りがあります。

学会一日目夜。
場所は御徒町の鳥貴族。
不妊鍼灸ネットワークの仲間たちとまずは第1ラウンド!
不妊鍼灸ネットワーク会長の中村一徳先生と早くからはじめ、だんだんと仲間が集まってきます。

鹿児島、福岡、、広島、大阪などからの皆さんと、日ごろの治療の話をしながら、貴重なひと時となりました。
効果的なレーザーの治療法などを仕入れてきました。

第2ラウンドは水道橋駅前のとある居酒屋さん。
ここでは日本鍼灸師青年部時代で委員としてお世話になっていた仲間が待っていてくれました。
札幌、富山、岐阜、愛知県の岡崎市、群馬の渋川、相模原、鹿児島、福岡の仲間たちです。

発表前夜でしたので、あまり長居できず早々に退散しましたが、東京ドームで大きなライブがあったようで、水道橋駅前は電車に乗る人で激混み。

一駅歩いてお茶の水から電車に乗って上野に戻りました。

役員から離れて数年たちますが、大きな集まりの時には必ず声をかけてくれて、本当にありがたいです。

会議で東京に➕犬脱走(^_^;)

久しぶりの更新になります。

本日6月4日は日本鍼灸師会の代議員総会で東京に向かっております。

我が福島県鍼灸師会の上部団体である日本鍼灸師会は各県鍼灸師会から選ばれた代議員によって総会を開催しています。

開会は午後からなんで、上野の科学博物館で開催している発生生物学展を見ようと思い、早出の準備をしていたんですが、

なんと!

奥さん大事件です!

犬が自宅から脱走!(^_^;)

家族中で大捕物をしまして捕獲!

早出の博物館見学は淡い夢と消えました。

不妊治療の勉強になる胚の発生や成長について勉強をしたかったのですが、、。

ユキカゼ(脱走した柴犬の名前)のばかやろー(^_^;)

突発性難聴 難聴 耳鳴りのレーザー治療

当院は不妊治療専門ではなく、あらゆる疾患の患者様が来院します。

突発性難聴という、なかなか厄介な耳鼻科疾患があります。
ある日、突然に片耳が強烈な耳鳴りとともに聞こえなくなる、というものです。

ステロイドの点滴や入院による治療などをするようですが、鍼灸治療も非常に効果があります。
当院では鍼灸治療に併用してスーパーライザーなどのレーザー治療も必須で行っています。

写真は、耳孔に星状神経節用のプローブを挿入してスーパーライザーによるレーザー照射をしているところです。
内耳は人体最小の骨があるところで、また頭蓋骨などに囲まれていることから、突発性難聴の患部へは直接にハリ治療はできません。※モデルは当院副院長

ところが耳孔からレーザー照射をすると透過性の高いレーザー光は鼓膜を通して安全に内耳を刺激することができます。

上の写真で、耳介(耳たぶ)周囲に赤い光が漏れていますが、これは耳の周囲の組織を透過したものです。
このようにレーザーは非常に透過性に優れています。

この治療は不快な熱さはなく、耳の奥が穏やかに暖かくなる感じです。とても気持ちが良い、そうです。

写真は、低音が特に障害された50代男性の突発性難聴の聴力のグラフです。

発症から1ヶ月経ってからの当院への来院で、耳鼻科専門医からは、『難聴という軽いものではなく、聾(ろう)という非常に悪いレベル』と半ば匙を投げられておられたそうです。

週に2回治療し1ヶ月後の、低音500ヘルツの効果です。
60デシベル以上の大音量でないと聞こえなかったものが、40デシベルまで回復しました。

同じく1ヶ月後の中音1000ヘルツの効果です。
すでに治療4回目で効果が出てきました。

ある程度回復すると、そこからは回復がゆっくりになります。
今後は週に一回の治療とし、完全回復を目指します。

当院ではいろいろ試しましたが、レーザーだけ、鍼灸だけ、ではなかなか改善しません。
鍼灸を行いレーザーを併用すると大変に効果が高いです。

クリスマス イブ  / 年内の診療について

※12月・1月の診療について
http://sanpei89.rakusaba.jp/?p=710

いよいよ大晦日まで1週間となりました。今年は雪がなくて通勤にも助かっています(*^_^*)

昨年は飾りませんでしたか、今年は引っ張り出してみました!

飾り物が寂しいので、あるものを手当たり次第ぶら下げております(^_^;)

当院は、年内は28日水曜日まで平常診療で夜は七時半まで受付。

29日木曜日、30日金曜日は午後2時までの通し診療。

大晦日は、正午までの診療となります。

原発事故のその後

今月、我が家に息子の嫁が来てくれまして(*^_^*) 家の中を片付け、ほぼ毎週木曜日午後にクリーンセンターにゴミを捨てに通ってます。

燃えるゴミ、燃えないゴミ、粗大ゴミを毎回綺麗に引き取って頂き感謝感謝です。

入り口で車ごと重量を量り、ゴミを出してから空の車の重量を量り、捨てたゴミの重量分の料金を払います。

燃えるゴミは焼却しますが、例えば樹木を焼却すると、その灰には東電の原発事故の時の放射性物質が含まれていて、手前のテントに保管します。

その管理をする職員さんは、写真右に3人ほど見えますが、白い放射線防護服とフィルターの付いたマスク、ゴーグルを装着しています。

震災から来年で6年になりますが、まだ当時の影響があるんですね。

秋の散歩

すでに一カ月以上前の、まだ冬直前の晩秋。

喜多方の熊野大社に行って来ました。長床と言った方が分かりやすいでしょうか。

境内は銀杏の葉が黄色い絨毯になってました。七五三のお参りもだんだん終盤で、何組かの家族連れの方を見かけだだけでした。

遅めの昼食は、旧 山都町の奥の方、飯豊山の麓の集落にある民家の蕎麦屋さんで新蕎麦をいただきました。

あまりにも奥の集落なので、ほかにお客様はいませんでした(^_^;)

蕎麦はもちろん絶品でした。

店の外には看板犬!

来年また来てみましょう!