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東北大で発表してきました

だいぶ過ぎての投稿ですが、11月9日(日)に東北大学医学部研究棟で開催された全日本鍼灸学会東北支部学術集会で研究発表をしてきました。

鍼灸を一定期間行うと、体外受精での採卵成績、特に胚移植や凍結できる胚が増える、という研究でした。

昨年6月には福島県立医科大学で開催された、日本東洋医学会福島県部会での教育講演に使った研究でした。

今現在は、さらに効果のある治療法で研究しています。

赤ちゃん来訪(^^♪

だいぶ経ってしまいしましたが(;^ω^)

苦労して授かって、苦労してお産みになった赤ちゃんを見せに(抱っこさせてもらいました)来てくださいました。

AI加工してアップします。

しかし。。。。

 

 

 

 

 おれ、爺さんだわな(;^ω^)

令和7年12月、年末年始の診療について

年内は、12月30日(火)正午まで診療いたします。

年明けは、1月6日(火)より通常診療いたします。

 

<特別診療日>
令和8年1月3日(土)午前8時00分~正午まで診療いたします。

 

<休診>
12月21日(日)福島県鍼灸師会 冬期学術講習会のため休診
12月31日(水)~1月5日(月)まで年末年始の休業となります。

 

<日曜・休日診療>
12月7日(日)朝8時00分~正午まで
12月14日(日)朝9時00分~正午まで
12月28日(日)朝8時00分~正午まで

 

日曜診療について
原則として前日までに予約をお願いいたします。
(急患はなるべく対応します)
また早い時間からのご予約になります。
(基本的に、時間の指定はできません)

日曜診療は、ご予約のない場合は休診、または最終患者さんで終了いたします。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

・月、火、水、金曜日(完全予約制)
朝8時30分~正午/午後2時~7時30分
※遅くとも当日午後6時までにご連絡下さい。

・木曜日(完全予約制)
朝8時30分~正午/午後は休診

・土曜日(完全予約制)
朝8時00分~正午/午後2時~4時00分

・日曜日・祝祭日(完全予約制)
朝8時00分~正午/午後は休診
(休日などは予告なく診療時間が変わることがあります)

令和7年 11月の診療案内

<休診>
11月9日(日)全日本鍼灸学会東北支部学術集会のため休診
11月30日(日)日本鍼灸師会創立75周年 功労者表彰式のため休診

 

<日曜・休日診療>
11月2日(日)朝8時00分~正午まで
11月3日(月・祝)朝8時30分~正午まで
11月16日(日)朝8時00分~正午まで
11月23日(日)朝8時00分~正午まで
11月24日(月・振休)朝8時00分~正午まで

日曜診療について
原則として前日までに予約をお願いいたします。
(急患はなるべく対応します)
また早い時間からのご予約になります。
(基本的に、時間の指定はできません)

日曜診療は、ご予約のない場合は休診、または最終患者さんで終了いたします。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

・月、火、水、金曜日(完全予約制)
朝8時30分~正午/午後2時~7時30分
※遅くとも当日午後6時までにご連絡下さい。

・木曜日(完全予約制)
朝8時30分~正午/午後は休診

・土曜日(完全予約制)
朝8時00分~正午/午後2時~4時00分

・日曜日・祝祭日(完全予約制)
朝8時00分~正午/午後は休診
(休日などは予告なく診療時間が変わることがあります)

10月4日(土)は、第20回日本鍼灸師会全国大会で講演してきました

激動は10月まで続いておりました。

10月4日(土)は、つくば国際会議場で開催された第20回日本鍼灸師会全国大会に参加してきました。

参加とは言え、不妊鍼灸についての講演を90分も依頼されておりました。名誉なことだと思っております。

写真は、中村聡・日本鍼灸師会会長のご挨拶です。

同じ会場で講演をさせていただきました。

演題は、『不妊鍼灸の手技の国内標準化を目指して』

様々な鍼灸の流儀があり、また不妊症への鍼灸治療法も様々あります。

現段階で一定の効果が認められるものについて公開して、広く行っていただいてデータを集め、やがて世界に文献として発信していきたい、という内容でした。

私が会長を拝命している一般社団法人JISRAM(日本生殖鍼灸標準化機関)では、過去これまでに効果的な不妊症への鍼灸手技を会員間で共有し、また公開講座などで会員外へも広めてきました。

まずシンプルに、鍼や灸、世界的に鍼の補助に使われている低周波通電気くらいで、このような効果がありました、という少ないながら私の研究を示しました。

今現在はレーザーも使っているため、レーザー導入前のデータを提示しました。今後レーザーを使っての結果と比し、また私以外のJISRAM会員のデータも比べ、やがてレーザーを併用した治療法が『標準治療』になるかもしれません。

実技も披露しました(^^♪

与えられた時間は90分。なかなか長いです。

標準治療としてJISRAMで推奨している3つの刺鍼手技を披露しました。

 

9月28日(日) 一般社団法人JISRAM(日本生殖鍼灸標準化機関)総会・東京研修

9月激動の〆は、28日(日)の生殖鍼灸、とりわけ不妊症に特化した鍼灸研究会JISRAMの総会と東京研修でした。

私、この会長を仰せつかっております(;^ω^)

総会では、2024年度事業と財務の報告、新年度である2025年度の運営方針を会員へ示し、事業計画と予算案を諮り、問題なく承認いただき総会を終了できました。

その後は研修となります。

会員データを集積した研究の中間報告

会員から募集した多くのデータを、新潟医療福祉大学准教授の金子聡一郎先生に解析していただき、中間報告をいただきました。

反復着床障害では鍼灸の有効が示されていた

3回以上良好胚を移植しても妊娠できなかった多数の症例に対し、鍼灸を行ったところ6割の方が胎嚢確認以上の臨床的妊娠をされた、ということでした。

データの多くは、採卵前から鍼灸を行っていたため、胚の質が改善したとも考えられます。

JISRAMでは、採卵成績の改善(採卵数の増加、採卵して受精した胚の質の改善)を目的とした鍼灸の手技を共有しています。

その手法を『(現段階での)標準治療』として、国内へ普及していきます。

 

その標準治療の会得と確認

会員へ標準治療である陰部神経刺鍼鍼通電法と、中リョウ穴刺鍼法を指導する、名古屋・明生鍼灸院の木津副院長。

木津先生は俵IVFクリニックで胚移植を行う患者さんへ鍼灸を行っており、また国内でも最も古くから不妊症へ鍼灸を研究している方でもあります。

私も、木津先生から不妊鍼灸の多くの技術を学びました。

終わって記念撮影

金子准教授、木津先生、皆さんで記念撮影です。南は鹿児島、北は仙台。みなさん良く集まってくださいました。

 

その後はお楽しみ懇親会へ

その後は、東京駅八重洲近くで懇親会。

みなさん生き生きしています(^^♪

日本不妊カウンセリング学会 第56回認定カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座で講演しました

去る9月21日(日)に、東京・日本橋でNPO法人日本不妊カウンセリング学会 第56回認定カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座にて、講演をさせていただきました。

演題は「生殖鍼灸における鍼灸の役割」

持ち時間は1時間。会場講演とリモート参加(アーカイブあり)のハイブリッド開催で、参加者は約700名ということでした。

聴講者は、認定カウンセラーや体外受精コーディネーターを目指す看護師さん、胚培養士さん、鍼灸師や薬剤師、医師の皆さまでした。

お話しした内容は、生殖医療に対して鍼灸が貢献できる内容やチーム医療を目指した鍼灸師の指導について。

特に生殖医療を実践しているクリニックの皆様に、鍼灸を紹介する、という内容でした。

なかなか採卵の成績がふるわない。そんな時は鍼灸を併用してはどうでしょうか。今行っている先生方の治療を邪魔せず、アド・オンできる治療が鍼灸です、みたいな話。

良い注射薬。高価な薬を使っていても、患者さんが疲弊していては良い効果が出にくいと思います。

そんな時は鍼灸を試していただきたいと思います。

座長は盟友の徐大兼先生(東京・アキュラ鍼灸院)

もともと講師の話を持ってきてくださったのは、東京・青山で古くから不妊症を扱っているアキュラ鍼灸院の徐大兼先生。

日本鍼灸師会の青年部時代からのお付き合いで、もう20年近くの交流がある盟友です。

このような学会で講演できたことは大変な名誉です。徐先生には大変感謝しております。

私の講演の次は富山県立中央病院の谷村悟医師による、『帝王切開子宮瘢痕症(CSDi)について』でした。

そのアーカイブを見させていただきましたが、『私の前の鍼灸の話、すごく面白かったですね』と言っていただいておりました(^^♪ちょっと嬉しかったです。

この次の週は、私が会長を務める一般社団法人JISRAM(日本生殖鍼灸標準化機関)の2025年度総会と東京研修でした。

さらに翌週10月4日・5日は、つくば国際会議場で開催される第20回(公社)日本鍼灸師会全国大会での講演がありまして・・・。

バタバタですね(;^ω^)

8月31日・9月1日の東北鍼灸学会 福島大会

すでに8月31日(日)、9月1日(月)に開催した東北6県鍼灸師会で持ち回りで開催している、第56回東北鍼灸学会学術大会について。

この準備は大変でした(;^ω^)

大会のテーマは、『安心安全な鍼灸医療を目指して』

1年前から準備を進めてきましたが、6月以降からは参加者募集が始まり、その管理などに忙しく、また演者、講師の先生の調整、会場や協賛業者さんとの連絡などなど、鍼灸師としての日常の仕事をしながら、ほんとに厳しかったです。

一般口演は東北各県から1題ずつ。計6題。

鍼灸師の遭遇したトラブル例の発表で、みなさん本当によく発表して下さいました。

写真はあえて掲載いたしません(;^ω^)

特別講演は弁護士の高橋金一先生

鍼灸治療という、医療ではないけど特殊な治療法の法的解釈や、過去の医療事故の判例の解釈から発表症例のコメントまで幅広い専門家の教えをいただきました。

 

市民公開講座

市民公開講座は、わが福島県鍼灸師会相談役・監事の中沢良平先生(郡山市・一寸法師ハリ治療院)

演題は、『あはき法の問題点と改正への方向性』でした。

中沢先生は、われわれ鍼灸師の地位を安定させ、よい鍼灸医療を進めるうえで鍼灸師のための法律改善に取り組まれています。

 

そして閉会式

2日間に及ぶ第56回東北鍼灸学会も無事閉幕しました。

学会頭として謝辞を述べさせていただきました。