子宝を望み、長らく通院されている方がおりました。
様々な要因で治療が長くなり、体外受精を続けていると卵巣の反応性も落ちてきます。
鍼灸を続けていると、卵巣の老化が遅くなる?
FSH(卵巣刺激ホルモン)がときどき20mlU/mlを超え、その都度採卵のための卵巣刺激はお休みとなっていた方でした。
鍼灸は欠かさず週に1回行っており、採卵を1周期休んでいるとすぐに回復される方で、今回はお休み後のホルモン値は、
FSH8.ちょいmlU/ml 発育開始している卵のありかを示すエストロゲンE2は27ちょいpg/ml。なかなかいい数字です。
鍼灸を続けられていると、卵巣機能が長持ちして採卵が続けられる方が多いです。
あとは採卵の際に、質の良い卵に巡り合えれば、です。
さらにいえば、男性の精子の質も重要です。
『卵子』は卵と精子が受精した後の胚になります。
質をよくするのであれば、男性の精子の質の改善も重要です。
精液所見が優れていなければ、奥様の治療のほかご主人の鍼灸治療をおすすめします。(精液所見が非常に優れていれば、とりあえずは鍼灸はしなくても良いと考えます)
精子も歳をとる(老化する)
しかしながら、運動率と数(精液濃度)のみでは精子の質はわかりません。精子にも卵子と同じく染色体があり、年齢とともに劣化している可能性があるからです。
ただし、鍼灸を行うと精子の運動率が改善したり、数が増えることがあるので、鍼灸は精子の質も改善している可能性があります。
実際に、夫婦ともども鍼灸を行っている方は、良い胚になったり妊娠する方が多い印象があります。