患者さんを治療していて、いろいろ問わず語りに話していると、●▲さんに薦められて鍼灸に来たんです。とか、ご紹介のかたが多く、紹介してくださった方にはとても感謝しています。
某月某日に妊娠希望で来院された患者様は,確か特に誰かのご紹介ではなかった筈ですが、当院に通院を始めてから、ある方に『白河の三瓶鍼療院に行くと良いですよ』と言われたそうでした。
そう言って下さったのは、先日当院にさかごを治しに来た方でした。
話は戻り,妊娠希望の方ですが、当院で開催している二本松の銀の森治療院の渡邊健先生の中学の時の教え子さんだったのだそうです。
銀の森治療院の渡邊健先生は、中学校の理科の教員をしていて病気で視力を失い、県立視覚支援学校(元・県立盲学校)に通われ、鍼灸マッサージの資格を取得された方でした。
たまたまある年、視覚支援学校に不妊治療で講義を依頼され、実技のモデルをして下さったのが当時学生であった渡邊健先生でした。
そのご縁で、視覚支援学校を卒業後、筑波技術大学で研修し、開業されてすぐに私が会長を務める福島県鍼灸師会に入会してくださいました。
学生の時のご縁で、三瓶先生が会長をされているなら、と言って入会されたそうです。
当院で不定期に開催している『開業塾』は次回は10月あたりに開催します。
鍼灸学校学生さんも多く参加しますので、学校では教えない臨床の楽しさ、辛い話、やりがいなどを随所に散りばめて話しますが、次回は人の出会い、縁について話そうと思います。