妊娠へのヒント タイミングはお早目に

たまには、妊活・不妊治療のお話を。

妊娠希望で当院に来院される方のかなりの割合で、市販の妊娠検査薬を使われている方が多いようです。

また基礎体温を測り、毎日グラフに記録している方の基礎体温表を見させていただくと、排卵当日を非常に重視してタイミングを取られている方が非常に多いです。

下のグラフは、排卵日をゼロ日として、いつ性交すると妊娠しやすいかを表しています

一番妊娠しやすいのは、排卵前2日と言う事になります。

排卵検査薬にこだわりすぎると、なかなか妊娠しにくくなると言えます。

また、26歳までの年齢と35歳以上の年齢では妊娠率が2倍も違います。

35歳以上では卵子の老化や様々な条件が重なり、妊娠適齢期から外れて行きます。

当院での鍼灸治療は一種のアンチエイジング治療であり、卵巣や子宮を若返らせでいると考えています。

体外受精を行っていて、なかなか妊娠出来ない方で、さらに採卵の成績が良くない方に対し、一定の頻度で当院の治療を行って行くと、同じ薬剤や誘発方で採卵しても、採卵数が増えたり胚盤胞に到達する数が増えたりします。

今年はこの事について、学会で発表したいと思います。