「研究会・勉強会・研修会参加」カテゴリーアーカイブ

今日は学会の会議でした。

本日は日曜診療を休診させていただき、2年後、2024年5月に開催する第73回全日本鍼灸学会宮城大会の記念すべき第1回企画調整委員会を開催しました。

2024年5月24.25.26日の三日間、仙台の国際センターを貸切で開催するこの学会は海外からの参加もあります。

全日本鍼灸学会として70年を越える歴史があり、7年前には郡山のビッグパレットふくしまを3日間貸切で開催しました。

またこのような格式のある学会の企画運営に深く携われるのは、開業鍼灸師としてこれ以上の光栄はありません。

64回大会ふくしま大会では大会事務局長を、73回宮城大会では大会実行委員長を拝命しました。天国のオヤジも喜んでいるでしょう。

第1回企画調整委員会では、写真左から大会会頭である東北大学医学部漢方内科特任教授の高山先生、金子助教、三瓶、大会副会頭の中沢良平先生(郡山市・一寸法師ハリ治療院)

ほか、10人の委員はリモートで出席のため、三瓶がzoomの画面を向けさせていただきました。

最高の仲間たちと最高の学会を企画していきます。

那須塩原 西那須野での不妊鍼灸は、赤田山はり・きゅうマッサージ接骨院へどうぞ

日曜日開催した開業塾の続編です。

講義とツボ取りの実技後は、つい最近低出力レーザー(東京医研・スーパーライザーPX)を導入した当院の愛弟子、赤田山はり・きゅうマッサージ接骨院の高橋夫妻へ、レーザーを使った不妊鍼灸のミニセミナーを行いました。

JISRAM(日本生殖鍼灸標準化機関)の会長である中村一徳先生が、レーザー+鍼灸で胚盤胞獲得率が著しく改善することを日本レーザーリプロダクション学会で発表されましたが、この研究に使ったのは東京医研のスーパーライザーPXです。

最新型からすると一世代前の物になりますが、実に素晴らしい機械で、おそらく栃木県県北で不妊治療を行っている鍼灸院で導入されているところはないでしょう。

このレーザーの照射方法は様々あり、私もJISRAM副会長と前身の不妊鍼灸ネットワーク時代から中村一徳先生から多数教わり、その効果は実感しています。

上の写真は、赤田山はり・きゅうマッサージ接骨院の加洋子先生に、星状神経節レーザーを照射しているところです。

採卵数の改善のほか、胚盤胞獲得率の改善、そのほか、着床前スクリーニング(PGS)に合格した胚では、レーザー+鍼灸を行った際の着床率向上(60%台→80%台)など、卵の質のみならす、子宮要因や免疫要因などでの着床率改善についても検証できています。

赤田山はり・きゅうマッサージ接骨院のホームページはただ今準備中ですが、栃木県北の妊娠希望の方へ、特におすすめします。

赤田山はり・きゅうマッサージ接骨院

〒329-2748 栃木県那須塩原市上赤田238-437
電話 0287-46-5598

http://akadayama.com/

しつこいですが、私の愛弟子です。

日曜日は私塾・開業塾を開催しました

昨日は日曜日。

7月2回目の日曜診療を半日湯やり、午後からは当院主催の勉強会、3回目になる『開業塾』を開催しました。

テーマは子宮内膜症で、不妊に関するほか、続発性月経痛、月経困難症についてでした。

講義をzoomを使いリモートにして、いろいろなところから参加して頂きました。

また当院の会場参加者には、ツボの取り方の実習を行いました。

みなさん勉強熱心ですね。次回は10月頃、男性不妊をテーマにして開催します。

昨日は学術講習会でした

昨日は福島県鍼灸師会の夏の定期学術講習会である、夏季学術講習会でした。

会場は郡山市労働福祉会館で、当初狭い第2会議室が会場でしたが、土壇場で3階の大ホールが確保できました。

定員212名のところ、30数名で使用しました。

コロナも流行ってきましたが、スカスカのソーシャル・ディスタンス笑笑

第1講座は、福島医大会津医療センター病院教授の宗像源之先生でした。

演題は『バイタルサインの解釈』。呼吸、体温、SPo2、脈拍数など、基礎的な情報だけでさまざまな疾患を想起できると言う内容で、頂いたハンドアウト資料は一冊の教科書のようでした。

第2講座はおなじみ、会津医療センター附属研究所教授の鈴木雅雄先生でした。

当初『めまい』の臨床推論を行い、参加者全員参加のワークショップを行うはずでしたが,コロナ再流行のため、通常の講義になってしまいました。

それでも、診察技術では自らステージに上がり転げ回ったり、体を張った素晴らしい講義でした。

第3講座は,所属している日本鍼灸師会で進めているE-ラーニングシステムNELSの説明でした。パソコンやスマホがあれば、最新の医学知識や教養を養えます。

もっともこのシステムは日本鍼灸師会=福島県鍼灸師会の会員でないと使えません。

今回の講習会も会場での参加のほか、リモートで全国・全世界から参加できるようにしました。チラシも450枚を県内の鍼灸院に配布しましたが,わが福鍼会鍼灸師会以外の非会員の県内の鍼灸師はたった1人だけでした。

リモートでは全国から50名近く。会場参加は48名近くあり、非常に多くの参加者がありましたが、参加された方は非常に勉強意欲が高い鍼灸師の先生です。

しかし、残念なことにこの向上心ある鍼灸院は市井で開業する鍼灸院の中では,だったの1%にも満たないのです。

その辺の鍼灸院のほとんどは,免許を取得するために通っていた学生時代から医学教養などアップデートしていない方々なのです。

講習会終了後に届いた宗像教授からのメッセージは、あいだみつをの言葉で、『一生勉強、一生青春』でした。

今度の日曜日、7月31日は午前中診療し、午後からは今年度3回目になる当院の私塾・開業塾を開催します。

腐れた鍼灸師にならないよう、今から若手にしっかりと教えて行きたいと思ってます。

日曜日は講習会

所属している福島県鍼灸師会の夏季学術講習会が今度の日曜日、7月24日に開催されます。

3講座で、朝から夕方まで。

第1講座は会津医療センター病院教授(総合内科)の宗像源之(もとゆき)先生で、演題は『バイタルサインの解釈』

昨日、講師の宗像先生より配布資料を頂きましたが、呼吸、血圧、意識、SPo2、などバイタルサインの読み方が実に満載なスライド245枚でした。

第2講座は,会津医療センター附属研究所教授の鈴木雅雄先生です。実際に会津医療センターで行っている鍼灸治療で使うツボの紹介や、参加者でよく使うツボについてのワークショップを行うと言う、鈴木先生ならではのスタイル。演題は『皆んなで考えよう、何故その治療なのか?』

鈴木先生の事前配布資料は本日送られてくる予定です。これも楽しみ♪

第3講座は、日本鍼灸師会で進めているE-ラーニングシステムNELSについて、『次世代の学術研修NELSについて』、講師は開発に携わった日本鍼灸師会の学術委員会委員長の永島茂雄先生

福島県鍼灸師会の会員は自動的に日本鍼灸師会会員になります。日本鍼灸師師会で進めているネットを使った学習システムを多くの会員に活用頂く目的の講座になります。

盛りだくさんの講習会で、非常に楽しみです。

会場は郡山市労働福祉会館の大ホールで収容212名のところ、スーパーソーシャル・ディスタンスで、約30名で使います。ほかリモート参加が約40名。

今から楽しみです!

ミニ勉強会

先日の香川県鍼灸師会のリモート登壇の際、なんらかのトラブル対策として、師会の先生3人と鍼灸学校の学生さん2人をお手伝いとして待機して貰ってました。

実技のビデオファイルがネット越しにうまく再生出来なかった際に、リアル配信出来るようにしていた訳でした。

結局は杞憂に終わりました(^◇^;)

講習会後は

郡山の、はりきゅう接骨快生堂の鈴木暢弘先生からは、パーキンソン病などでよく使うツボを教えて頂きました。

あとパニック障害などでよく使う、耳ツボの裏神門を。

モデルは,那須塩原・西那須野で赤田山はり・きゅう・マッサージ接骨院の高橋加洋子先生。

ミニ勉強会を終えて解散後は家内と夕食を食べに行きました。

麻婆豆腐と生ビール。一仕事したあとのビールは格別ですね。

今月はまだまだ勉強会が続きます。

24日は鍼灸師会の講習会、31日午後は当院の開業塾です。

 

第2回開業塾

不妊治療で良く使う陰部神経刺鍼術の練習

昨日5月8日は、第2回の当院主催の私塾『開業塾』の第2回目を開催しました。

新しく福島県鍼灸師会に入会された会員さんや、鍼灸学校学生さんに、非常に需要のある不妊治療について、数回に分けて勉強会を提供します。

看護師や保健師の職歴をもつ学生さんや鍼灸師さん、学校教師、エリート銀行員だった方もいて、私からの一通りの講座が終わったら、今度はみなさんからいろいろ教えを頂こうと思います(^^)

総会と県民公開講座

令和4年5月の診療案内 →

去る4月24日は福島県鍼灸師会の総会と、会津医療センターの鈴木雅雄先生の教授就任記念県民公開講座を開催しました。
毎年、この時期はこうした準備に忙殺されてブログもだいぶ手を抜きました(;^ω^)

ビッグアイの大会議室180名定員に対して30人程度ですので、スカスカの会場です。

私は会長ですので、総会では議長を務めました。議事進行は非常にスムーズで、鍼灸師会の他、政治連盟の総会も定刻の30分前に終了しました。

来年は役員改選もあり、ちょっと大変かも?

総会の終わりには、年3回の定期講習会をすべて履修した会員へ定期講習会修了証を授与しました。

 

昼食時に、第1回理事会を役員の皆さんで開催し、午後からは県民公開講座を開催しました。

講座は2部構成、会場参加とリモート参加のハイブリッド式で総参加数は130名。会場はスカスカですが、リモートはぎゅうずめです。

第1講座は、会津医療センター後期研修生の津田恭輔先生でした。

会津医療センターでは、研修医と全く同じプログラムで前期2年後期3年の研修を行っています。

研修医はもちろん給与が出ますが、鍼灸研修生も県の準職員として給与が出ます。鍼灸師ならばだれでも会津医療センターの研修生になれるかと思いきや、大変難しい試験などがあり、研修生に慣れるのは大変なことなのです。

津田先生のお父様は、日本でも大変有名な先生です。
鍼灸師で『津田』の苗字を知らないようでは??です。

福島県鍼灸師会の講習会講師で毎年お世話になっている総合内科の宗像源之(むなかた もとゆき)先生は津田先生などの鍼灸研修生や研修医の指導をされています。

その宗像先生の講義で、
『634メートル』と『3,776メートル』という一節があったそうです。

634メートルはスカイツリーの高さ。
専門性を突き詰めて高みを求めてくと、スカイツリーの高さから周囲をよく見渡せる。

また3,776メートルの富士山のように、多くのことを学んですそ野を広げていくことも大切である、という教であったそうです。

来たる7月24日の夏季学術講習会では、その宗像先生のご講義を拝聴しますので、非常に楽しみです。

なお、7月の演題は『バイタルサインの解釈』と題してご講演いただきます。

第2講座は、昨年12月に会津医療センター附属研究所の教授に就任された鈴木雅雄先生のご講演でした。

演題は『福島から発信する鍼灸のエビデンス』でした。

鈴木先生の教授就任の所信表明としての公開講座を我が福島県鍼灸師会が開催させていただくことは大変光栄なことです。

この日は鈴木先生が現在至るまでの幼少期から、大学、大学院、岐阜大学での研修や京都大学大学院での研究の成果をお話しいただき、今後の会津モデル・福島モデル・日本モデルの鍼灸エビデンスを広げていくお話をしていただきました。

いつも鈴木先生の講義を聴くと、翌日からの臨床に力が入ります。

講演の終わりには、心ばかりですが本会からお花を贈呈させていただきました。