恩師はありがたきかな

常々、生きていると言う事は、あらゆる方々の支えられての事と思っています。

友人、親、親戚、恩師、兄弟、家族、などなど。

親、兄弟、家族は当たり前として、血縁が遠い方ほど、なにかあれば『おかげさまで』と、謙遜しながらも感謝する日本の文化には感心します。

学会で神戸に行った際に、鍼灸師として非常に名誉な高木賞(奨励賞)の受賞式で壇上に受賞者と一緒に上がられた恩師の姿、とても素晴らしかったです。

恩師にとっての教え子はまた、わが子同様なのでしょう。

私の長男が鍼灸師として当院で診療にあたられていることは、患者さんはご存知の事と思います。

このたび、長野県で鍼灸院を開業されている息子の恩師の工藤征一郎先生のお招きで、息子が講師を務める事になりました。

講師として人前で話した事などなく、初めてのことですが、教え子を育てる姿には頭が下がります。師弟関係は一生のものですね。