機能性消化疾患診療ガイドライン2020 過敏性腸症候群(IBS)(改定第2版)で鍼灸が推奨されています

10月22日の日曜診療は、朝8時30分から2名のみ可能です。ほか29日日曜日は、朝8時から正午までとなります。

日曜診療は原則前日までに予約が必要で、急患の場合でも朝9時までにご連絡ください。(予約分の診療が終わった段階で終了します)

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勉強でよく見ることの多いMindsガイドラインライブラリですが、疾患別に標準治療や代替医療までの推奨度のほか、詳しい病因などが書かれています。

割と多い疾患で、過敏性腸症候群(IBS)というものがあります。

潰瘍性大腸炎やクローン病などは『炎症性腸疾患』という区分けになりますが、過敏性腸症候群などは『機能性』消化疾患に区別されています。

https://www.jsge.or.jp/guideline/guideline/ibs.html

ここで、診療ガイドラインが掲載されていますが、標準治療を行って効果が見られないもの、特に抗うつ剤を使って効果が見られない場合、鍼灸を提案する、とあります。

ぜひ、上記PDFで『CQ(クリニカル・クエスチョン)30』の『IBSに補完代替医療は有用か?』を探してみてください。

IBSの患者さんの約5割は、3種類以上の補完代替医療を受けており、その事実は主治医に教えていない、とも書いています。

いまは鍼灸には理解を示す医師も多く、だんだんと医師側からも鍼灸を薦めるケースも増えるのでしょう。

我々鍼灸師は医師と基礎的な医学教養で天と地ほどの差があります。

この差を少しでも縮める努力が必要です。