嬉しいお客さん

週明けの月曜日。

とても寒い日でした。今年は秋がないと言われていたほど、温かい秋でした。

びっくりするほどの冷え込みよう(^◇^;)

こんな日は治療室もヒマです。

午後早くに、小さなお子さん連れのお母さんがふたり来訪されました。

ふたりのお母さんは、お友達どうし。

体外受精を何度も受けて、なかなか授からないので鍼灸に来た方たちでした。

どちらも7 回とか8回、9回の胚移植をされていて、授からなかった方でした。

最初にひとりが鍼灸をはじめ、一年経ってからもう一人が来院するようななりました。

『三年くらい通いましたかね?』

『先生、何言ってんですか。五年も通いましたよ(笑)』

最初に来院した方は、妊娠された頃の採卵では、空胞が目立って来た方。

一年遅れて鍼灸を始めた方は、採卵の数は毎回良いのですが、受精培養後にあまりグレードの良い胚にならなかった方。

なにしろ五年ですから、当方の治療もいろいろ変わります。

より良い方法を求めてレーザーを加えたり、様々な先生のご指導で現在の治療になりました。

おふたりは、43歳、44歳で無事妊娠されました。

当院来院後、6回とか8回の胚移植でした。

おふたりのお子さんは一歳違い。

もしかしたら一緒に治療を始めたら、同級生になっていたかもしれません。