いよいよ6月。恐怖の6月です。
本日は、6月3日土曜日。
診療は2時で切り上げ、盛岡で開催される全日本鍼灸学会東北支部研修会と、学術委員会に出席してきます。
新白河駅下り新幹線ホームの待合室でブログ書きしてます。

郡山で合流する仲間と飲む燃料も買い込みました(^^)
いよいよ6月。恐怖の6月です。
本日は、6月3日土曜日。
診療は2時で切り上げ、盛岡で開催される全日本鍼灸学会東北支部研修会と、学術委員会に出席してきます。
新白河駅下り新幹線ホームの待合室でブログ書きしてます。
郡山で合流する仲間と飲む燃料も買い込みました(^^)
ずっと、何年も当院に通われている自営業の男性の方がいらっしゃいます。
母親から受け継いだお店を立派に守り、母親はもうだいぶ早くに他界されました。
勤め人であった父親は、その後、だいぶ長生きをされたそうですが、認知症を発症されました。
自営業の患者さんは、いわゆる『家を継いだ』ので、独身であったので家業をしながら認知症の父親の面倒をずっとみておられました。
デイサービスに行った話、あまり事情をよく知らない、『外野』である兄弟たちの話、
治療に来られると、いろいろ話てくださいました。
仕事をしながら認知症の親の世話を1人でするなんて、並大抵ではありません。
その父親も虹の橋をわたり、母親の待つ天国へと旅立たれました。
今まで本当に大変でしたが、認知症の親を看取ると言う苦労より、親と一緒だった楽しかった思い出ばからりの夢を見るんです、と治療の際にお話下さいました。
最後まで親孝行をされた方の言葉なのでしょう。
毎朝のイヌの散歩でスタート!
今月は狂犬病のワクチン接種がありました。
我が家の柴のユキちゃんは外耳道炎という持病があり、白河市の巡回接種ではなく、耳の診察のついでにワクチンを接種して貰いました。
ついでに、ダニの予防薬で、3ヶ月効果のあるおやつタイプ。
耳の薬も、しばらくサボって悪化したので抗生物質の飲み薬を。
なかなか金のかかるイヌです。
続いて月イチのシャンプー。
誕生日の月でしたので、ユキちゃんはプレゼントをいただきました。
1時間半かかり(^◇^;) ピカピカになって帰って来ました。
5月21日の日曜日は、朝7時半から診療スタートでした。
ワンコの散歩時間を繰り上げ、朝の5時半に。
この時期、早朝の散歩は最高です。
帰宅してから、バイクでまず吉野家に。最近、日曜診療の朝ごはんは吉野家率が高いです(^◇^;)
国道4号線にある吉野家。昔はここにはケンタッキー・フライドチキンがありました。さらに昔・30年くらいの大昔には、ファミレス風のうどん屋さんがありました。
朝ご飯も食べ終わり、さーて仕事に行きます(^^)
今月28日は日曜診療がありますが、6月は学会や会議で日曜日はすべて埋まり、日曜診療はありません。
GWに家内と浪江町までドライブに行ったことは書きました
請戸小学校を見て
新しくできた道の駅・なみえに寄り
家で留守番しているユキちゃん
(柴犬・♀・12歳=結構婆ちゃん)へ
お土産を買いました
会津産馬肉ジャーキーです
人間はミニストップの焼き鳥を買い
最近、ビールが重く感じるようになったので
発泡酒で
糖質カットしてあるのでありがたいです
5月14日の日曜日は、午前中は自分の研究と数人の治療をしました。
午後からは、愛弟子3名を含めて当院会場で12名、リモートで4名の16名で開業塾を行いました。
テーマは、不妊症患者さんへの問診の仕方。
しっかりした知識を持ってこそ、充実した問診が実現します。
累積妊娠率の話から、卵胞発育のメカニズムを話しながら、問診の進め方を講義しました。
我々の鍼灸治療は体質の改善です。妊娠しやすい体質へ改善させる治療は長期にわたる場合がありますが、副作用はないし、もっとも進んだ分野である生殖医療を補完することができます。
私は、同じ志を持った仲間には隠さずなんでも教えます。
同じ志とは、設け主義を否定し患者第一、日本鍼灸を守り育てていく仲間です。最低でも、地元鍼灸師会に所属していることが条件です。
今年は、この私塾である開業塾のほか8月にカナケンさんの商用セミナー講師(仙台)、11月に北九州市・産業医科大学で開催される日本伝統医療看護連携学会でシンポジスト登壇。同じ11月に仙台市で開催される全日本鍼灸学会東北支部学術集会で講師をつとめます。すべて専門である不妊症治療です。
専門医での不妊治療に健康保険が適用になり、早1年が経ちました。
体外受精など高度生殖医療の場合、採卵の回数ではなく、初回1児あたり胚移植6回までが健康保険が適用となるようです。
そうすると、採卵・培養、胚移植の流れも大きく変わってきたように感じます。
1回の採卵で複数個採卵できた場合、健康保険適用の6回以内に妊娠できるよう、なるべく少ない回数の胚移植で妊娠できるように初期胚ではなくなるべく胚盤胞まで培養し、移植することが多くなったように感じます。
また、胚盤胞を目指して培養を続けるにも途中ですべての卵子の分割が停止するなどリスクがある方は、初期胚を2個くらいの複数移植を行うケースも見られるようになりました。
つまり、やはり、採卵の回数は多くなっても、胚移植の回数はなるべく少なく、というように患者さんの経済的負担を軽くするように配慮しているのでしょう。
昨年10月末から当院に来院されている方は、卵巣にチョコレート嚢腫もあり採卵しても卵質が良くなかったようで、1回目の採卵で6個採卵できて、すべて胚盤胞を目指して培養を続け最終的に1個の胚盤胞を凍結できたそうです。
ただしその胚盤胞を移植しても妊娠できなくて、採卵成績の改善・卵質の改善を希望されて当院でしっかり6ヶ月治療しました。
しっかり鍼灸を行った6ヶ月後の採卵では8個採卵できて、5日目胚盤胞が2個、6日目胚盤胞が2個。合計では4個の胚盤胞になりました。
前回6個採卵→1個胚盤胞 今回8個採卵→胚盤胞4個
※誘発法、使用薬剤などは全く同じ
当院でのレーザー+鍼灸は、効果の差はあってもこのように採卵成績や卵質の改善に効果があります。
ただし、治療の頻度は非常に厳密で、年齢にもよりますが最低7日に1回以内、治療開始時は3~5日に1回の治療を3ヶ月続け、その後7日以内に1回を続けていくようにしています。
たまにしか治療に来ない、というのではなんの効果もありません。
この内容は、当院主催の不妊治療研究会『開業塾』で今度の日曜日、5月14日(日)に講義します。
GWはボランティア活動で始まりまして、続いて家内実家の田植え。
輝く太陽の下、顔面日焼けでピリピリ。しかし体を動かすのは気持ちいいです。
残りの休日は家内とドライブ。行き先はずっと行きたかった浪江町へ。震災の遺構を見るために。
浪江町立請戸(うけど)小学校です。
すでに小学校としては使われていなくて、震災の遺構として展示されています。
https://namie-ukedo.com/
1階の部分は完全に津波に呑まれ、2階部分はなんとか大丈夫だったようです。
3月11日金曜日は、上級生が残って卒業式の予行練習をしていたのだそうです。
教職員の皆様の迅速で的確な判断により、だいぶ離れていますが、大平山と言う山に避難。
そのあと通りがかりの大型トラックの荷台に、子供たちと教職員皆さん全員を山盛りに乗せてもらい、役場に避難できたそうでした。
数十人の子供達、教職員のみなさまは無事だったそうですが、たぶんそのご家族には犠牲になられた方もいた事でしょう。
近くには請戸川が流れていて、震災前は鮭のヤナ場があり、家内の実家では稲刈りの終わった秋に良く行ったそうでした。
そのヤナ場の大将は山本さんと言う方で、家内の父親と大変親しい仲になったのだそうでした。
山本さんは今も行方不明だそうで、家内の父も当時はあらゆる伝手を使って安否を探っていました。
震災から数年経ち、不妊症で通っていた小学校の先生がいました。真面目に良く通い無事に子宝に恵まれ、そろそろ当院も卒業と言うころ、浪江町が出身と言うので、山本さんの話をしました。
何ということか、その先生は高校の時にヤナ場でアルバイトをしていたそうで、山本さんの事を良く覚えていたそうでした。
その方からも、やはり行方不明のままであると聞かされました。
山本さんのお孫さんとか、もしかしたらこの小学校に通われていたのかも知れません。
いろいろと思う事がある、良いドライブでした。