8月27日に依頼されている、カナケンセミナーの講義の覚え書きを少々・・・
今回は8月6日に行った基礎の内容ではなく、体外受精などを行う患者さんのための、応用編・卵の質の改善についてが主な内容です。
キーワードは、
ズバリ、、、、こだわりの卵!
食べる卵の話ですが、妊活に向いた良い卵の質を目指す話に良く通じるものです。
スーパーで売っている、特売の客引き用の目玉となる安売りの卵は、下記の特徴があります。
- 明かりをつけたり消したりして人為的に昼夜数を多くして排卵数を増した卵
- エサは適当に安いもの。卵黄の黄身が鮮やかな黄色になる着色剤入り(見た目は黄身が黄色鮮やかで美味しそう)
- 狭いゲージで全く運動せず、日光にも当たらない
- 病気にならぬよう、抗生物質漬け
簡単には、これを逆にしてあげれば『こだわりの卵』になるわけです。
すなわち・・・下記のようにすれば良いのです。
- 十分な睡眠時間、良質な睡眠により、間脳(視床)~脳下垂体~卵巣の円滑なホルモンの働きをつくる
- バランスの良い食事、適度な自然食志向を目指し、トランス脂肪酸食・ジャンクフードを食べない
- 適度な運動を行い日光に当たる
- 適度な免疫により、病気になりにくい・風邪などひきにくい体質にする
1、4などは、鍼灸がとても良い働きがあります。
2、3などは進んでご夫妻で励んでいただけると鍼灸も効果が表れやすいです。
続いて、良い栄養や改善したホルモンの状態をどう卵巣や卵にリレーするかは、次の投稿にて!