ずっとずっと20年くらい前、まだまだインターネットをやっている方も少なかったころ、キャンピングカーのネットのオフ会で知り合った方がおりました。
その方は、木村さんという方で、当時はエリートサラリーマンでした。
大きなキャンピングカーで奥様を連れて、よく福島までキャンプに来られておりました。
来るたびに、尾頭付きの巨大なブリを持ってきて姿つくりの刺身にしたり、これまた巨大な生のズワイガニを焼きガニにしてご馳走してくれたり、とにかく美味しいもの、珍しいものをふんだんに、ご自分の財布も忘れて人を喜ばせる方でした。
会社を早期退職されて、宮崎に引越し、果物農家をはじめられました。
もともと凝り性で、物事には徹底的に打ち込む方でしたので、様々な苦労をされたそうですが、見事なマンゴーを作れるようになられました。
今朝の朝食には、その方の作られたマンゴーのコンフィチュールをトッピングしたヨーグルトをいただきました。
甘味は味覚では一番単純で甘すぎれば幼稚になってしまいますが、これは本当に美味しい甘みでした。わずかな酸味は柑橘を入れて表現してあり、とても上品に仕上がっています。
なるほど~
ベルギーの何とかいう祭典で、何とかという高い評価を受けたのか~と、感激していただきました。
上は、木村さんと奥様の和子さん。
値段は、そもそも1玉1万円くらいするマンゴーを使いますのでちょっとお高めですが、普段のプチ贅沢におすすめです!