父の弟子

昨日は、上が小学生、下は幼稚園児の兄弟の新患さんがいらっしゃいました。

県境を越えての来院でした。

今まで治療されていた鍼灸の先生が亡くなったから、と言う事で当院にはるばるいらっらしゃったそうです。

亡くなった鍼灸師について、患者さんが来院される前から心当たりがありました。

日本鍼灸師会に所属していると、会報が送られて来ます。その会報に新入会員や亡くなった会員が載せられており、立場上、いつも注意して見ています。

今年になり、隣県で開業されていた、とても良く知ってる鍼灸師のご逝去をその会報に載せられていました。

私の父も鍼灸師でした。私と違い、多くの人弟子を育てて、その中でも一番優秀であったのがこの亡くなった鍼灸師でした。

県境をまたぎたくさんの鍼灸院から当院を選んでいただけた事に、何かのご縁を感じます。

私も父の弟子です。

兄弟子の治療をしっかり引き継がせていただきます。