5月14日の日曜日は、午前中は自分の研究と数人の治療をしました。
午後からは、愛弟子3名を含めて当院会場で12名、リモートで4名の16名で開業塾を行いました。
テーマは、不妊症患者さんへの問診の仕方。
しっかりした知識を持ってこそ、充実した問診が実現します。
累積妊娠率の話から、卵胞発育のメカニズムを話しながら、問診の進め方を講義しました。
我々の鍼灸治療は体質の改善です。妊娠しやすい体質へ改善させる治療は長期にわたる場合がありますが、副作用はないし、もっとも進んだ分野である生殖医療を補完することができます。
私は、同じ志を持った仲間には隠さずなんでも教えます。
同じ志とは、設け主義を否定し患者第一、日本鍼灸を守り育てていく仲間です。最低でも、地元鍼灸師会に所属していることが条件です。
今年は、この私塾である開業塾のほか8月にカナケンさんの商用セミナー講師(仙台)、11月に北九州市・産業医科大学で開催される日本伝統医療看護連携学会でシンポジスト登壇。同じ11月に仙台市で開催される全日本鍼灸学会東北支部学術集会で講師をつとめます。すべて専門である不妊症治療です。