5月の全日本鍼灸学会では、『生殖医療における鍼灸の役割(難治性不妊の治療の現状と未来)』と題したシンポジウムも企画しました。
日本での鍼灸による不妊治療の草分け、名古屋の明生鍼灸院の木津正義先生(写真右)と私(三瓶)のダブル座長。
生殖医療専門医は、福島県立医大・生殖医療センター病院教授の菅沼亮太先生。
菅沼先生からは、生殖医療の歴史から、アメリカ生殖医療学会の鍼灸を推奨するガイドラインを紹介いただきました。
当院でも大変難しい患者さんでお世話になっているドクターです。
また、生殖医療カウンセラーでは、同じく福島県立医大・生殖医療センターのカウンセラーである本田明奈先生。
本田先生からは、カウンセラー業務を通しての様々な知見をご発表頂きました。
最後のシンポジストは、四国・香川県丸亀市の厚仁病院生殖医療部門から登壇いただいた、松田尚香先生
すでに生殖医療の中で活躍する鍼灸師としての立場から、実際の鍼灸を取り入れたチーム医療についてお話しいただきました。