「研究会・勉強会・研修会参加」カテゴリーアーカイブ

学会から認定証をいただきました

当院ではいくつかの学会に所属しています。

日本東洋医学会、これはお世話になっている会津医療センターの三潴忠道教授のすすめもあり入会しました。漢方が中心ですが、鍼灸も発表があります。

日本災害医学会、これは災害医学に特化した学会ですが、令和元年台風19号のボランティアを発表する際、入会しました。

鍼灸では、全日本鍼灸学会に長らく所属しています。

この学会で多くの研修を受け単位を貯め、所定の学会発表を行い、このたび試験に合格し全日本鍼灸学会の認定鍼灸師になりました。

鍼灸師免許は更新のない身分免許です。

そのため、自主的に研修を続けないと、数十年間学生の時の陳腐な医学教養のまま日常臨床を繰り返す事になります。

当院ではプロフェッショナリズムを追求し、今後も高みを目指して行きます。

全日本鍼灸学会の会議で仙台へ

10月23日の日曜は朝から快晴。
実にバイク日和。

日曜診療はお休みさせていただき、2年後に仙台で開催となる第73回全日本鍼灸学会の企画調整委員会という会議で仙台へ行ってきました。

新白河駅の売店でコーヒーを買いました。
いざ仙台へ!

結構うまいコーヒーでした。

新幹線は、秋田新幹線こまちの車両でした。自由席でガラガラ。うちの孫ちゃん(男児)だったら乗りたかったろうな。

仙台駅から、会議の会場である仙台国際センターへは徒歩で。

荒城の月、の作詞者である土井晩翠は、海外の文学の訳者としても活躍され、古代ギリシャの詩人ホメロスの『イーリアス』『オデュッセイア』の訳者としても知られています。

ホメロス作のイーリアスとオデュッセイアという叙事詩ですが、『トロイの木馬』というと、ピンとくるでしょうか。

不死身の戦士『アキレス』にブラッド・ピットが扮した映画『トロイ』を、古代ギリシャのホメロスが叙事詩として描いたものです。

小学校の図書室で読んだ歴史の本。スウェン・ヘディンが楼蘭の遺跡を発見したこと、財産をすべて投げ打ってトロイの遺跡を発掘したシュリーマンの物語はよく覚えています。

ついでに言うと、郡山にある『ロプノール・サラエボ(羅布乃瑠沙羅英慕)』なんていう看板を見ると思いだします(笑)
ロプノールは、『さまよえる湖』とか言って、シルクロードの楼蘭遺跡の近くにあったんだとか。

仙台から歩いて30分くらいでしょうか。2年後に世界的な学会である全日本鍼灸学会学術大会が開催される仙台国際センターへ到着。

日向ぼっこしながら郡山から出席の一寸法師ハリ治療院の中沢先生を待ち、一緒にランチしました。というか、おごってもらいました(;^ω^)

おいしい、実に旨い、牛スジのカレー。

しかし
ゆで卵の脇に入っていた丸のままのマッシュルームをじゃがいもと勘違いしてスプーンで崩そうとしたら、じつはマッシュルームででした。

スプーンに反発して元気よくカレー皿からジャンプして飛び出し・・・

私のズボンへジャンプ。

 

私の下半身は、カレーまみれになりました。。。。

濡れティッシュや、売店で買った唯一の布・・・軍手を濡らしてズボンを拭き。。

それでもカレー臭はなくなりません(;^ω^)

しょうがないから、そのまま会議へ参加。

お隣の席は東北大の高山教授。。。さぞカレー臭かったと思います。

リモート出席組の方を交え、会議を進行しました。

 

福島医学会(医学研究シンポジウム)に参加します

10月15日(土) 私・院長だけ午前中の診療で終わらせていただき、招待された福島市で開催される福島医学会の医学研究シンポジウムに参加します。

 

昨年、福島県立医科大学会津医療センター附属研究所の教授に就任された、鈴木雅雄先生の教授就任祝賀パーティーも、研修後に開催されます。

内科疾患、特に呼吸器に関する鍼灸のエビデンスをしっかり勉強し、祝賀パーティーでは福島県立医科大学や会津医療センターの先生方と交流を深めながら、鈴木雅雄先生の教授就任を祝いたいと思います。

 

下の写真は、昨年12月吉日に、教授就任のごあいさつで当院を来訪された鈴木雅雄先生(福島県立医科大学・会津医療センター附属研究所教授)です。

一同で記念写真を撮らせていただきました。

今日は学会の会議でした。

本日は日曜診療を休診させていただき、2年後、2024年5月に開催する第73回全日本鍼灸学会宮城大会の記念すべき第1回企画調整委員会を開催しました。

2024年5月24.25.26日の三日間、仙台の国際センターを貸切で開催するこの学会は海外からの参加もあります。

全日本鍼灸学会として70年を越える歴史があり、7年前には郡山のビッグパレットふくしまを3日間貸切で開催しました。

またこのような格式のある学会の企画運営に深く携われるのは、開業鍼灸師としてこれ以上の光栄はありません。

64回大会ふくしま大会では大会事務局長を、73回宮城大会では大会実行委員長を拝命しました。天国のオヤジも喜んでいるでしょう。

第1回企画調整委員会では、写真左から大会会頭である東北大学医学部漢方内科特任教授の高山先生、金子助教、三瓶、大会副会頭の中沢良平先生(郡山市・一寸法師ハリ治療院)

ほか、10人の委員はリモートで出席のため、三瓶がzoomの画面を向けさせていただきました。

最高の仲間たちと最高の学会を企画していきます。

那須塩原 西那須野での不妊鍼灸は、赤田山はり・きゅうマッサージ接骨院へどうぞ

日曜日開催した開業塾の続編です。

講義とツボ取りの実技後は、つい最近低出力レーザー(東京医研・スーパーライザーPX)を導入した当院の愛弟子、赤田山はり・きゅうマッサージ接骨院の高橋夫妻へ、レーザーを使った不妊鍼灸のミニセミナーを行いました。

JISRAM(日本生殖鍼灸標準化機関)の会長である中村一徳先生が、レーザー+鍼灸で胚盤胞獲得率が著しく改善することを日本レーザーリプロダクション学会で発表されましたが、この研究に使ったのは東京医研のスーパーライザーPXです。

最新型からすると一世代前の物になりますが、実に素晴らしい機械で、おそらく栃木県県北で不妊治療を行っている鍼灸院で導入されているところはないでしょう。

このレーザーの照射方法は様々あり、私もJISRAM副会長と前身の不妊鍼灸ネットワーク時代から中村一徳先生から多数教わり、その効果は実感しています。

上の写真は、赤田山はり・きゅうマッサージ接骨院の加洋子先生に、星状神経節レーザーを照射しているところです。

採卵数の改善のほか、胚盤胞獲得率の改善、そのほか、着床前スクリーニング(PGS)に合格した胚では、レーザー+鍼灸を行った際の着床率向上(60%台→80%台)など、卵の質のみならす、子宮要因や免疫要因などでの着床率改善についても検証できています。

赤田山はり・きゅうマッサージ接骨院のホームページはただ今準備中ですが、栃木県北の妊娠希望の方へ、特におすすめします。

赤田山はり・きゅうマッサージ接骨院

〒329-2748 栃木県那須塩原市上赤田238-437
電話 0287-46-5598

http://akadayama.com/

しつこいですが、私の愛弟子です。

日曜日は私塾・開業塾を開催しました

昨日は日曜日。

7月2回目の日曜診療を半日湯やり、午後からは当院主催の勉強会、3回目になる『開業塾』を開催しました。

テーマは子宮内膜症で、不妊に関するほか、続発性月経痛、月経困難症についてでした。

講義をzoomを使いリモートにして、いろいろなところから参加して頂きました。

また当院の会場参加者には、ツボの取り方の実習を行いました。

みなさん勉強熱心ですね。次回は10月頃、男性不妊をテーマにして開催します。

昨日は学術講習会でした

昨日は福島県鍼灸師会の夏の定期学術講習会である、夏季学術講習会でした。

会場は郡山市労働福祉会館で、当初狭い第2会議室が会場でしたが、土壇場で3階の大ホールが確保できました。

定員212名のところ、30数名で使用しました。

コロナも流行ってきましたが、スカスカのソーシャル・ディスタンス笑笑

第1講座は、福島医大会津医療センター病院教授の宗像源之先生でした。

演題は『バイタルサインの解釈』。呼吸、体温、SPo2、脈拍数など、基礎的な情報だけでさまざまな疾患を想起できると言う内容で、頂いたハンドアウト資料は一冊の教科書のようでした。

第2講座はおなじみ、会津医療センター附属研究所教授の鈴木雅雄先生でした。

当初『めまい』の臨床推論を行い、参加者全員参加のワークショップを行うはずでしたが,コロナ再流行のため、通常の講義になってしまいました。

それでも、診察技術では自らステージに上がり転げ回ったり、体を張った素晴らしい講義でした。

第3講座は,所属している日本鍼灸師会で進めているE-ラーニングシステムNELSの説明でした。パソコンやスマホがあれば、最新の医学知識や教養を養えます。

もっともこのシステムは日本鍼灸師会=福島県鍼灸師会の会員でないと使えません。

今回の講習会も会場での参加のほか、リモートで全国・全世界から参加できるようにしました。チラシも450枚を県内の鍼灸院に配布しましたが,わが福鍼会鍼灸師会以外の非会員の県内の鍼灸師はたった1人だけでした。

リモートでは全国から50名近く。会場参加は48名近くあり、非常に多くの参加者がありましたが、参加された方は非常に勉強意欲が高い鍼灸師の先生です。

しかし、残念なことにこの向上心ある鍼灸院は市井で開業する鍼灸院の中では,だったの1%にも満たないのです。

その辺の鍼灸院のほとんどは,免許を取得するために通っていた学生時代から医学教養などアップデートしていない方々なのです。

講習会終了後に届いた宗像教授からのメッセージは、あいだみつをの言葉で、『一生勉強、一生青春』でした。

今度の日曜日、7月31日は午前中診療し、午後からは今年度3回目になる当院の私塾・開業塾を開催します。

腐れた鍼灸師にならないよう、今から若手にしっかりと教えて行きたいと思ってます。

日曜日は講習会

所属している福島県鍼灸師会の夏季学術講習会が今度の日曜日、7月24日に開催されます。

3講座で、朝から夕方まで。

第1講座は会津医療センター病院教授(総合内科)の宗像源之(もとゆき)先生で、演題は『バイタルサインの解釈』

昨日、講師の宗像先生より配布資料を頂きましたが、呼吸、血圧、意識、SPo2、などバイタルサインの読み方が実に満載なスライド245枚でした。

第2講座は,会津医療センター附属研究所教授の鈴木雅雄先生です。実際に会津医療センターで行っている鍼灸治療で使うツボの紹介や、参加者でよく使うツボについてのワークショップを行うと言う、鈴木先生ならではのスタイル。演題は『皆んなで考えよう、何故その治療なのか?』

鈴木先生の事前配布資料は本日送られてくる予定です。これも楽しみ♪

第3講座は、日本鍼灸師会で進めているE-ラーニングシステムNELSについて、『次世代の学術研修NELSについて』、講師は開発に携わった日本鍼灸師会の学術委員会委員長の永島茂雄先生

福島県鍼灸師会の会員は自動的に日本鍼灸師会会員になります。日本鍼灸師師会で進めているネットを使った学習システムを多くの会員に活用頂く目的の講座になります。

盛りだくさんの講習会で、非常に楽しみです。

会場は郡山市労働福祉会館の大ホールで収容212名のところ、スーパーソーシャル・ディスタンスで、約30名で使います。ほかリモート参加が約40名。

今から楽しみです!