うれしかったこと つらかったこと

一昨日、、いつも毎週妊活治療でいらっしゃる患者さんから、『先生、今日はだいぶお疲れみたいですね』と言われてしまいました(;^ω^)

患者様にすると、毎週研修やら会議で休みがなくて、疲れてんだろうな~というお気遣いなんだとありがたく感じました。

まぁ、すでに5週とか6週とか、研修続きってのもあるんですが、若い衆が旅行で1週間空けているので、1人でテンション上げていたら不気味だろうよ~、、というだけです(汗)

今日は、妊活治療をあきらめてから自然妊娠、その後2人目も無事妊娠出産した方が、ぎっくり腰で来院されました。
この方、二児の親となったのは当院の治療は全く関係ございません。

まさに神様のおかげだと思っています。

ぎっくり腰のこの患者さんに連れ添ってきたのは、これまた当院で妊活治療をされていた方で、しかも当院通院中止の1周期後に自然妊娠されたそうで、もう臨月で大きなお腹でした。

このお方、大きなチョコレート嚢腫のため片側の卵巣を切除し、しかも体外受精を何度かされて失敗されていた方でした。
だらだら続く不正出血があり、なかなか妊娠するのも難しいだろうと思って治療を続けていました。

次の採卵で良い卵を得るために、と治療を続けること1年4ヶ月。患者さんも諦めて通院を中止しますが、、、

なんと!自然妊娠されました。
鍼灸の卵巣への効果は、卵胞発育の仕組みから考えると十分な回数と期間の治療を行ったとすると3~4ヶ月継続します。

今回は、鍼灸の効果が残っている期間ですので、手柄があったと思っています。

だいたい良い話ばかりが目立ちますが、長期間十分な治療をさせていただいても、良い結果が出ないで通院を断念される方も少なからずいらっしゃいます。

またせっかくご懐妊されても、流産される方もいらっしゃいます。

その方たちには大変申し訳なく思い、また私自身の腕の未熟さ、至らなさを痛感します。

だから今後も自分の趣味や遊興を優先させることなく、気力も体力も続く限り、研修や研究に邁進したいと思っています。