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12月10日(日)正午まで診療します。
12月24日(日)正午まで診療します。
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さかご(逆子・骨盤位)治療、あるあるの話。
昨日来院された妊娠第34週の産婦さん。
33週の検診時に初めてさかごと診断された方でした。
事前にいろいろお話を伺い、まぁエコーで確認して勝手に治っていればそのままお帰り頂くということで、
まずはお腹を見させていただきました。
胎動もみぞおちあたりが強いということで、触診でも丸く固いものがみぞおちにあり、まぁさかごだろうと。
エコーで確認すると、、、
これがまた、しっかり下に頭があって、治っているわけなんですわ(;^ω^)
ほんとね、10人に1人くらいの割合で勝手に治っているパターンがあります。
熟練の産科医でも、さかごの診断にはエコーが必須だそうです。
もちろん治療せず、初診料だけ頂いてお帰り頂きました。
産婦さん大喜びだったのは言うまでもありません。
妊娠後期に、お母さんのおなかの中で胎児の頭が下にあるのが普通というのは、実は割合近年になってから分かった医学的事実です。
西暦1,700年中ごろ、日本の産科医の賀川玄悦とスコットランドの産科医・ウイリアム・スメリーがほぼ同じころに発見したと言われています。
良かったら下記のリンクから、過去に書いたブログ記事をご覧ください。
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さかごの鍼灸治療