第3ラウンド 日本鍼灸師会代議員総会

日曜診療もブッチしましてご迷惑をおかけしてます。

6月18日日曜日は、日本鍼灸師会代議員総会と、政治団体である日本鍼灸師連盟総会のため東京へ。

東京へ行くのも久しぶり、と思ったら、昨年の全日本鍼灸学会は東京で、しっかり参加したんでした。

会議は午後から。ならば午前中は久しぶりに博物館でも。

上野の国立博物館で開催が始まったばかりの古代メキシコ展を見るつもりでした。

開館30分前ですが、並んでます(^◇^;)

並ぶの大嫌いなんでパス!

そのままアメ横に流れ歩き、秋葉原の電気屋やパソコン街を見ようとしたらお店は軒並み11時開店。

1時間も待ってられん(^◇^;)

なんとなく歩いていたら、靖国神社へ。

会議は午後1時からで、この段階で11時くらい。テキトーに昼ごはん食べて会場の神田まで戻りませんと。

会場に着きました。総会は例年になく荒れ、じゃなくて盛り上がり?ました。みなさん日本を代表する鍼灸師ですから、やはり意識は高いです。

続いて同じ会場にて、政治団体である日本鍼灸師連盟の総会でした。

片山さつき議員が挨拶に来られていました。

次の日曜日は、会議学会第4ラウンドの日本鍼灸師会東北ブロック会議に出席します。

本来なら担当は秋田県鍼灸師会で、秋田市で開催ですが、リモート開催になりました。

移動がないので助かります。

学会・会議シーズン 第3ラウンド

6月は日曜診療ではご迷惑をおかけしております。

1週目は盛岡の全日本鍼灸学会AB講座。
筑波技術大学の鮎澤先生、茨木医療大学の石山先生の講座を聴きました。

2週目は神戸の第72回全日本鍼灸学会神戸大会。
懇親会では唐獅子の獅子舞に頭を齧っていただきました。

 

 

 

髪の毛が増えるかもしれません(^^♪

 

 

 

 

第3週日曜、第3ラウンドは、東京へ。

日本鍼灸師会の、代議員総会です。

全国から出席する、代議員の先生方と情報交換をしてきます。

神戸の話最終回

先週金曜日の夕方から行っていた学会の最終のお話。

当たり前ですが、月曜日から普通に診療に復帰しています。

神戸国際センターの、会場前で。郡山の中沢良平先生と。

入り口の写真では伝わらない、国際会議場だけあって、やたら広く、2日間でだいぶ歩きました。

学会のお楽しみの一つに懇親会があります。全国の友達と再会を楽しみにしていました。

獅子舞は、中国の獅子舞。神戸は南京町なんて中華街があります。

帰りの伊丹空港にて、スターウォーズのANA機。前に講演頼まれて行った佐賀空港で見たような。

帰りの飛行機の紙コップ。行きも帰りもANAあと共同運行のアイベックス航空。当院で使っている会計ソフトの会社が飛ばしている飛行機みたいです。

この学会は、来年自分たちが主催になり、仙台国際センター貸切で開催となります。

神戸にて

本日学会2日目。

昨日は、再生医療に関する鍼灸の効果など気になるセッションを見て周りました。

あと大切な役目、学会総会に出席し、高山会頭のサポートを。

学会発表者などが、スライドなどを預けて登録するPCセンターでメモリースティックに入れたプロモーションピデオを登録します。

総会が始まり、審議事項もスムーズにすすみ、次期大会挨拶も無事に終わりました。

続いて、高木健太郎・元全日本鍼灸学会会長を顕彰して創設された、高木賞の受賞式。

今年の高木賞は正賞の受賞はなく、奨励賞のみでしたが、二本松市の銀の森治療院の渡邊健先生が受賞されました。

受賞論文は、 坐骨神経鍼通電療法における鍼刺入路の画像解剖学的検討。

MRIなど画像診断装置を使っての坐骨神経への刺鍼点の研究でした。

渡邊先生は、中学の教員をされていて失明。鍼灸師になられた方です。

私が福島県鍼灸師会の会長になった年、福島県立盲学校(現在の福島県立視覚支援学校)に、不妊症治療の講義を頼まれ、学生として聴講され実技のモデルを引き受けてくれたのが、この渡邊先生でした。

岩手大学の大学院まで卒業され、教育の道を歩まれてから、視力を失うと言う大変な出来事がありました。

鍼灸師として再出発し、盲学校の後は、筑波技術大学で鍼灸研修生として厳しい研修をされ、今日に至ります。

人格も大変素晴らしい方ですから、鍼灸師会入会2年目で理事職に就いていただき、学術活動を支えて頂いています。

私と渡邊先生の出会いは、本当に数奇な巡り合わせでした。

鍼灸師会以外でも、当院主催の開業塾に積極的に参加して頂いています。

写真左は、指導教官の鮎澤教授。そして筑波技術大学の研究仲間の皆様。おめでとうございます。

この受賞式の模様は、福島テレビ?の取材チームがはるばる神戸まで取材に来ていました。

近々テレビで報じられると思います。

神戸へ

何年ぶりでしょうか。福島空港から飛行機にのりました。

機体の後方にエンジンが二つ付いている、小ぶりな飛行機。

100人乗りくらいで、ほぼ満席。もうコロナ禍も過去のものなんでしょう。

離陸して30分もしないうちに、見えてきた富士山。

眼下に頂上か、ではなく、感覚的にはほぼ並んだ高さ。

機内アナウンスでは高度は5,000メートルあたりを飛んでいるのだとか。

ジェット機にしては、低めの高度。雲を避けるためでしょう。

Facebookを見ると、知っている先生方の多くはやはり神戸に行くようです。

旧友に久しぶりに会えるのが楽しみです。

2,000人くらい参加される学会ですが、申し込みが早かったので、ネームカードの番号は66番でした。

8年前に郡山で開催したときは、なんと申し込み第1号でした。

この参加証、たぶん無くしたかも(^◇^;)

診療ガイドラインへの鍼灸治療の記載について

いつも拙文にお付き合いくださいまして、ありがとうございます。

6月は一切の日曜日が学会と重要会議で埋まっております。ブログが疎かになっておりますがお許しください。

6月3,4の土日は、所属している全日本鍼灸学会の研修で盛岡に行ってきました。

研修のテーマは、『頭痛』です。頭痛のように、固有の疾患などは推奨する標準治療から、あまり効果のない、薦められない治療まで記載している『診療ガイドライン』があります。

https://www.jhsnet.net/pdf/guideline_2021.pdf

頭痛にも診療ガイドラインがあり、日本頭痛学会で出版された頭痛診療ガイドライン2021には、『鍼』のキーワードが31回記載していて、特に片頭痛の治療では急性期・予防効果とも推奨度Bとなっています。

つまり、『鍼を勧めます』ということです。

トリプタンはいくつかの種類と薬剤名では様々なものがありますが、これを使えない頭痛の治療には、特に鍼治療は推奨できる、というものです。

また先週は、顔面神経麻痺のオンライン研修を平日夜に2日連続で受講しました。

顔面神経学会でも診療ガイドラインを出していますが、鍼治療は推奨度Cで、弱い推奨となっています。

約6割は自然に治る顔面神経麻痺ですが、鍼治療は後遺症を防止する効果があります。こうした点が評価されたのでしょう。

本日は、午後から神戸で開催される第72回全日本鍼灸学会へ参加します。明日土曜日の診療は、私の患者さんについてはすべてカルテの記載通りに副院長が診療しますので、ご安心して来院ください。

この学会は、来年5月に仙台で第73回全日本鍼灸学会として仙台国際センターを会場に、3日間開催されます。この学会で、私は大会実行委員長を務めます。

大会会頭は東北大の高山教授です。大会プロモーションビデオが出来上がりましたのでご覧ください。

学会・総会シーズン突入

いよいよ6月。恐怖の6月です。

本日は、6月3日土曜日。

診療は2時で切り上げ、盛岡で開催される全日本鍼灸学会東北支部研修会と、学術委員会に出席してきます。

新白河駅下り新幹線ホームの待合室でブログ書きしてます。

郡山で合流する仲間と飲む燃料も買い込みました(^^)

親を看取ると言うこと

ずっと、何年も当院に通われている自営業の男性の方がいらっしゃいます。

母親から受け継いだお店を立派に守り、母親はもうだいぶ早くに他界されました。

勤め人であった父親は、その後、だいぶ長生きをされたそうですが、認知症を発症されました。

自営業の患者さんは、いわゆる『家を継いだ』ので、独身であったので家業をしながら認知症の父親の面倒をずっとみておられました。

デイサービスに行った話、あまり事情をよく知らない、『外野』である兄弟たちの話、

治療に来られると、いろいろ話てくださいました。

仕事をしながら認知症の親の世話を1人でするなんて、並大抵ではありません。

その父親も虹の橋をわたり、母親の待つ天国へと旅立たれました。

今まで本当に大変でしたが、認知症の親を看取ると言う苦労より、親と一緒だった楽しかった思い出ばからりの夢を見るんです、と治療の際にお話下さいました。

最後まで親孝行をされた方の言葉なのでしょう。