昨日午後からちらほらと降ってきた初雪。
今朝は家の屋根、車のルーフにうっすらと積もりました。
そういえば12月に入っていたのでした。
珍しく早めにタイヤを交換しておいたので、慌てず。
本年は12月30日(金)午前中までの診療となります。
11月27日に仙台の第4回日本伝統医療看護連携学会のミニセミナーでお話しした内容について書きます。
ミニセミナーの持ち時間は1時間。
いつも全国の鍼灸師会さん(南は九州佐賀県、北は青森県)で講演を頼まれる時は実技を入れて3時間でお話ししています。
妊孕性を高める脳・報酬系の賦活作用の鍼灸、子宮内膜症など不妊体質の改善、多嚢胞性卵巣などの排卵障害、高齢不妊への対応など、また男性不妊全般の内容にすると、3時間×2回くらいのボリュームになります。
今回は1時間。しかも看護師さんなどの職種の方が多く、自分でできるセルフケアも紹介してほしい、となりました。
というわけで、内容は自然に子宮内膜症関連に。
まずは女性不妊篇
ヨーロッパ生殖学会の会長も務めた、ハンス・エバース博士の研究で、不妊患者における子宮内膜症の罹患頻度を挙げたものです。
不妊症=日本式でも1年の不妊期間の女性は、70%近くが子宮内膜症の罹患の確率があるとか。年々増加しているように見えますが、これは画像診断が進んだため発見が多くなったということだそうです。
サントリー医学研究所と京都大学の共同研究のスライドを示しました。
子宮内膜症の主訴は強い月経痛です。このせいで医療機関を受診するのは2割に満たないそうで、大部分は痛み止めなどの市販薬を常用してしのいでいるそうです。
この『痛み止めの常用』が、不妊の原因になる話。
卵子めがけて精子が泳ぐ『道しるべ』に、子宮収収縮を促し痛みの原因になる発痛物質であるプロスタグランジンのひとつが役に立っています。一方、痛み止めの薬の大半はこのプロスタグランジンの産生を抑制します。
つまりプロスタグランジンのブロックは、不妊の原因になるということです。
セルフメディケーションが悪い方向に進む、ということですね。
鍼灸や、自宅灸でセルフケアすると月経痛は改善しやすく、痛み止めを使わないことで妊孕性を高めることにつながると思います。
看護師さんなど医療職の方々が多く聴講されていましたので、子宮内膜症の方の腹水が妊娠に及ぼす影響の研究をお示ししました。
数々の炎症性サイトカインが子宮内膜症を持った方の腹水中に存在し、妊孕能を下げ妊娠を妨げます。
またこうした腹水中の炎症性サイトカインを産生するのは、日本でも子宮内膜症のグレード分類に使われるアメリカ生殖医学会の分類の1~2期の軽症ほど多い、ということです。
軽症の子宮内膜症でも、妊孕能に大きく影響する、ということです。
実技では、看護師で鍼灸学校在学の学生さんにモデルをお願いし、ツボ2つを使った自宅灸のデモンストレーションを行いました。
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続いて男性不妊篇。
すでに子供がいるカップルの団男性の精液所見は、WHOの基準をはるかに超えた1ml中で8200万。
しかし同じ研究者(岩本教授・現国際医療福祉大)の未婚男性の平均は5000万くらいで、4人に1人は4000万以下だったそうです。
精液所見が落ちると自然妊娠するまでの期間が長くかかるという報告があります。
男性不妊に対する治療は、例えば高度な精索静脈瘤があれば手術適応となりますが、実際は男性不妊の治療では決定的なものは少なく、補中益気湯などの漢方薬や亜鉛などのサプリメントによるものがほとんどです。
そこで当院で行っている鍼灸治療による精液所見の改善をお示ししました。
動画でも2例ほど紹介しました。
そのうちの1例を。
早いもので、もう12月になりました。
学会の発表が1、講演が1、シンポジスト登壇1の激動の11月が過ぎ、12月は鍼灸師会の講習会。
おっと、12月25日日曜日午後は学会のリモート会議だったな。
明けて新年の1月15日は学会東北支部の研修です。新年もなかなか忙しいみたいです。
ここにぜんぜん忙しくないのがいまして。
コタツが大好きで、冬は入りっきりです。
先日、仙台での学会の帰り道。
藤崎デパートで家内へマフラーの土産を買い、仙台駅の地下をぶらぶら歩ていたら、孫ちゃんへのお土産にちょうど良い、クリスマスパッケージのモロゾフのチョコレートを見つけました。
孫ちゃん4人なので、4セット買いました。
仙台始発18時12分 やまびこ218号3号車へ忘れてきました(;^ω^)
家族中に笑われたのは言うまでもありません。。。
しかし、よくできたもので、
JR東日本のWEBサイトでAIによるチャットで忘れ物の情報、特徴を入力。
翌日午後に、『見つかりました』とメールが。
しかし、東京駅まで旅をしたようで、東京駅まで取りに来るか、着払いで送るか、だそうでした。
もちろん着払いで発送をお願いし(新白河駅で身分証明書を提示して手続き。
本日11月27日は、仙台赤門短期大学を会場にした第4回日本伝統医療看護連携学会にて、医療系他職種連携をテーマにしたシンポジウムと、鍼灸実技で当院の不妊鍼灸治療を披露して来ました。
仙台赤門短期大学は看護師を養成する看護学部があります。
看護師、柔道整復師、鍼灸師、またそれらの学生に、当院の不妊鍼灸治療を披露し、自分でツボに灸や指圧によるケアについてお話しさせて頂きました。
11月20日(日)は、仙台市で開催された全日本鍼灸学会東北支部学術集会で講演発表を行ってきました。
すでに7年前に開催した第64回全日本鍼灸学会(当院が開催事務局)での、実行委員によるワークショップをまとめた研究で、共同研究者は中沢良平先生(一寸法師ハリ治療院・当時は学会実行委員長でした)
7年前に札幌で開催された第65回全日本鍼灸学会で発表したものですが、2年後の2024年にこの仙台で第73回大会を開催する上で、開催準備の気運を盛り上げるため、再度発表させていただきました。
そのほか、シンポジウム
「呼吸器疾患への東洋医学からのアプローチ」の座長を務めさせていただきました。
講師は、高山真 先生(東北大学大学院 医学系研究科漢方・統合医療学共同研究講座 特命教授)と鈴木雅雄先生(福島県立医科 大学会津医療センター 附属研究所 教授)でした。
長引く新型コロナウイルス感染状況で、世界中の医療者から集まった様々なデータを示していただき、感染後治癒後の後遺症を含むLong Covid-19に対し、我々鍼灸師もそろそろ対応を始める必要があると思います。
最新データから学び、鍼灸での対応の可能性を強く感じた研修でした。
ぐっと少なくなった喫煙率ですが、残念なことに不妊治療を受けている方に喫煙されている方がいらっしゃいます。
喫煙が健康に良くないことはご存じで喫煙されているようですが、妊活、不妊治療には大きく足を引っ張り、せっかく妊娠しても流産死産の原因になり、また早産の原因になることをしっかり書いて行きたいと思います。
タバコに含まれるニコチンやタール、その他多くの化学物質がエストロゲンやその他の卵巣由来のホルモンを抑制し、また卵子の持っている遺伝子異常を引き起こします。
つまり、閉経が早くなり(多くのデータでは4年早いという)、受精しなかったり、受精しても早期に成長が止まる受精卵になる恐れがある、ということです。
もちろん、胎嚢が確認出来た後の流産も多くなります。
男性の喫煙は、精子の遺伝子異常・DNA損傷を引き起こし、不妊ばかりでなく早期の流産に関係するといわれています。
(出典)日本医師会雑誌 平成20年4月号 第137巻 第1号
しばらくこのシリーズが続きます。
11月の日曜診療は、昨日の13日のみ。
次の週20日の日曜日は、仙台で全日本鍼灸学会東北支部学術集会。なりゆきで演題発表することになってしまいました(;^ω^)
27日の日曜日は、またも仙台で日本伝統医療看護連携学会のシンポジウムでシンポジスト登壇と、ミニセミナーで講師登壇します。ってことは、この日は学会発表×2。
ってぇことは、11月は学会発表3個もあるの??
えらいこっちゃ。
13日の日曜日は、ほんの数人治療して家内とランチ食べに行きました。新駒さんでした。
家内は海鮮丼セット、、冷たいそば付き。
私は、天ざるそばの大盛り。
この後、那須方面へ紅葉を見に行ったつもりが、すでに時遅し。。。すっかり冬の山でした。
そういえば美智先生が頑張っているLineで、当院公式ページができたんですよ。
登録よろしくお願いいたしますm(_ _”m)