昨日、7月8日土曜日午後から、学会の学術委員会で盛岡に来ております。
盛岡駅西口のアイーナと言う巨大な施設にて、玄関前でお出迎えの謎の生物?
ガラス張りの会議室で2時間弱会議をして、さて懇親会。
居酒屋さんと思いきや、なんか上品なお料理が続きます。
帰って来てホテルの部屋で事情によりお洗濯(^_^;)
朝起きてみると今日はまた最高の天気ですねー。窓から見えるは岩手山の先っちょ。
これから朝ごはん食べて研修に行って来ます!
昨日、7月8日土曜日午後から、学会の学術委員会で盛岡に来ております。
盛岡駅西口のアイーナと言う巨大な施設にて、玄関前でお出迎えの謎の生物?
ガラス張りの会議室で2時間弱会議をして、さて懇親会。
居酒屋さんと思いきや、なんか上品なお料理が続きます。
帰って来てホテルの部屋で事情によりお洗濯(^_^;)
朝起きてみると今日はまた最高の天気ですねー。窓から見えるは岩手山の先っちょ。
これから朝ごはん食べて研修に行って来ます!
7月2日日曜日は、福島県立医大会津医療センターで、県鍼灸師会の研修会でした。
第1講座は、総合内科の宗像先生による『めまい・フラつきについて』でした。
鍼灸院には、めまいなどの患者さんは良く来院します。
頻度は多くないものの、中にはいち早く専門医や脳神経外科への受診をしていただく中枢性のものもあります。それらの多くは症状を良く訊くことにより鑑別できることを学びました。
続いて午後からの第2講座は漢方医学講座の鈴木准教授の『COPDの鍼灸治療』でした。
ロイター通信、ロサンゼルス・タイムズ紙などの報道で一躍、内科疾患での鍼灸の一つのエビデンスとなった慢性閉塞性肺疾患での鍼灸のお話でした。
第3講座は、福島市で開業している、ひまわり鍼灸整骨院院長である、箱岩義郎先生による『スポーツ障害・適応の判定』でした。
ふだん愛読している整形外科疾患の紹介もあり、ボリュームある内容でした。
6月10日(土)11日(日)の二日間にわたって、東京大学で開催された第66回全日本鍼灸学会東京大会にて、当院より2題の発表をしました。
私、鍼灸師の息子夫婦と三人で参加しました。
私の方はスライドを使った一般口演発表で、会場は東京大学 山上会館でした。
演題:『男性不妊に対する鍼灸治療の可能性』
共同研究者は、長男の三瓶和樹です。
私が代表で発表しました。
ほぼ同時刻、医学部研究棟14階で、三瓶美智が
演題:『マラソンランナーの鍼灸受療率について』をポスター発表しました。
男性不妊の発表内容は後日掲載いたします。
3月26日日曜日は新白河発6時24分の新幹線で東京に行き、第12回日本レーザーリプロダクション学会に参加してきました。
先週は京都での研修もあり、2週続けての出張研修となりました。
今回のレーザーリプロダクション学会は木場公園クリニック院長の吉田先生が学会長であり、吉田先生は鍼灸の良き理解者でもあることから、サブ会場の実技セッションと特別講演で鍼灸の枠がありました。
実技セッションでは、わが盟友・不妊鍼灸ネットワークでは事務局長をされているアキュラ鍼灸院の徐大賢院長が実技披露をされました。
ほかに2題鍼灸の実技があり、木場公園クリニック内で鍼灸外来を担当する今岡先生、英ウィメンズクリニック内で鍼灸を担当する井川先生の実技でした。
徐先生は、主に基本となる陰部神経刺鍼と中リョウ穴刺鍼法を披露しました。この刺鍼法は当院でも通常行っている方法です。
特別講演3では、これも盟友、というか悪友というか、不妊鍼灸ネットワーク会長の中村一徳先生(京都・なかむら第二針療所)による、『鍼灸とレーザーの融合』と題した講演がありました。
鍼灸+レーザー治療を行う前後で、採卵の成績、採卵後の胚盤胞の獲得率を比べた結果をもとに、その効果について論じられました。
鍼灸+レーザーが介入する前と後で、同じ排卵誘発の方法を行っていた、鍼灸+レーザーで十分な回数を治療できた、という59例の患者さんについて、鍼灸+レーザーが介入した後は、採卵数に有意な差はなかったが、胚盤胞の獲得率は約2倍になった、という結果でした。
特別講演を聴いていると、となりの席に突然お座りになったのが日本IVF学会前理事長の森本義晴先生(HORACグランフロント大阪クリニック院長)で、前日タイにいて、本日帰国してきたとのこと。乗り継ぎの飛行機がトラブルで空港で9時間足止めされたとか、、、大変お疲れ様でした(;^ω^)
また別の時間の実技セッションでは、世界的なレーザー医療の権威である大城クリニック理事長である大城俊夫先生によるレーザー+手技の実技がありました。これは大変貴重なものです。
福島県からは高名なハリポ鍼灸室の平田隆浩先生も来られていて、当日は一緒にお勉強しました。また平田先生の治療院でもレーザー(スーパーライザー)を使用しているとのことです。
この学会で、さらに効果的なレーザーの使用法を学んできましたので、患者様に応用したいと思います。
お彼岸の連休は役員を務めている不妊鍼灸ネットワークの公開講座へ参加してきました。
毎度、福島空港から大阪・伊丹空港へ行き、そこからバスで京都に移動する、という行程です。
朝のANA1番機から見る富士山ですが、毎回楽しみに進行方向左側のA席を予約しています。
遅れて会場につき、すでに広島市で開業している田邊美晴先生(はる鍼灸治療室http://haruharikyu.com/)の講義が始まっていました。研修元である京都・なかむら第二針療所での突発性難聴のオージオグラムのデータから有効な治療法を選んでいくまでのプロセスの発表でした。
不妊症とは異なる疾患でのデータ集積から、効果的な治療法を選ぶためにいかにデータ集積が大切であるか、というものでした。
この講座のひとつ前には、福岡の遠藤彰宏先生(福岡市・田中鍼灸療院http://tanaka-harikyu.jp/)より、さかごの治療を実例に挙げての有効性に関するデータの取り扱いについて講義がありました。
つづいて、名古屋・明生鍼灸院副院長の木津正義先生(明生鍼灸院http://meiseiacp.com/)からは、誤解されやすいエビデンスについて短い時間ながら講義いただきました。
そべてデータや科学だけでエビデンスが語られるわけではない、という実例を挙げていただきました。
昼食後は、京都女子大学名誉教授の小波秀夫先生から、医学が科学となった転帰についての裏話で、クリミア戦争で活躍した看護師であるナイチンゲールのお話を伺いました。
ナイチンゲールの献身的な看護活動から、医療は科学の分野になったこと。積み重ねたデータが不利なものになったとしても、正しい方向を得るためには必要なものであることを示されました。
次の講義は、IVF大阪クリニック看護師長の小松原千暁先生でした。
生殖医療を行なっている医療機関での医療者が鍼灸にどのような印象を持っているか、また、鍼灸師に期待する不妊カップルへの関わり方、接し方について、大変濃いお話を聞かせていただきました。
鍼灸に理解のある森本理事長の率いるIVFジャパンだからこそ、このような特異な内容がお話頂けた事と思います。
また空路で大阪より帰りますが、、、
伊丹空港でかならず食べる中之島カレーをいただきました。
26日の日曜日は東京で開催される第12回日本レーザーリプロダクション学会へ参加して勉強してきます。
1月15日日曜日は研修会で前日から郡山に行って参りました。
鍼灸師会ではなく、全日本鍼灸学会の東北支部の研修会でした。
講義1は、演題:「脳の構造と機能」
講師:東北大学 歯学部 口腔器官構造分野 教授 市川博之先生
脳の構造から疾病の起こる場所などの講義でした。
脳の解剖は学生の時以来だったような・・・
実習でウサギを解剖し、その小ささとシワのないつるっとした豆腐のような脳を思い出しました。
講義2は、「若手鍼灸師がのぞく未来(あした)の臨床」と題したシンポジウムでした。
鍼灸学校、大学を卒業後まもなく臨床の道に入った6名の先生から日常の臨床の話などを伺い、参加された学生さんに道しるべを提示する、という新しい試みでした。
わが福島県鍼灸師会からは、福島市で開業する「こおり治療院」の郡先生がシンポジストとして登壇されました。
郡先生は開業9年目を迎えます。もうだんだん中堅以上の先生などでちょっと浮いていました(;^ω^)
またバイタリティのある先生ですから、今後ますます治療院も発展されるでしょう。
福島市 こおり治療院 http://hari-kori.com/
(不妊治療もされております)
講義3は、「鍼灸臨床に必要な身体診察」
講師 福島県立医科大学 会津医療センター 漢方医学教室 准教授 鈴木雅雄先生
いつも公私ともお世話になっている会津医療センター准教授の鈴木雅雄先生から、頸椎疾患を主として診察などをテーマにしてワークショップを行いました。
ただ聴講するだけだと5%しか内容を覚えること事ができないらしいです。
こうして積極的に参加すると50%以上は身になるという事でした。
頸椎ヘルニアかな?頚椎症性神経根症、、、?
頚椎症性脊髄症は除外するか、、など、さまざまな意見があり、実に活発な講義となりました。
※2003年より書いていた旧ブログがあります。
http://sanpei89.rakusaba.jp/diary/diary.cgi
ーーーーーーーーーーーーーー
18日の日曜日は、福島県鍼灸師会の冬季学術講習会に参加しました。
内容は、
1)スポーツ外傷で、鍼灸サロンLibera院長、福島医療専門学校非常勤講師の益子勝良先生
2)福島医大 会津医療センター、鈴木朋子准教授より漢方診療の実際
3)福島市 上松川診療所所長の春日良之先生より、プライマリケアと多職種協働のご講演
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1)は、師会で開催しているスポーツ専門領域研修の内容で2年度をかけての息の長い研修です。
2)の鈴木准教授のお話ではなかなか難しい疾患での実例をたくさん挙げての貴重な講演となりました。当院の患者さんの中には、会津医療センターで鈴木朋子先生にお世話になっていらっしゃる方もいます。講演が終わってからいろいろと相談させていただきました。
3)の春日先生のご講演では、結びのところで鍼灸師に対する期待についてお話しいただきました。鍼灸は全人的な医療としてまさにプライマリケアである、と語られ、大変ありがたく拝聴しました。また研修後には春日先生を囲んで意見交換会(懇親会)を開催し、大変楽しいひと時となりました。
これにて平成28年中の研修、学会などはすべて終了となり、次回は全日本鍼灸学会東北支部A講座に参加いたします。
11月27日の日曜日は、岩手県盛岡市で開催された全日本鍼灸学会東北支部B講座にて講演させていただきました。
講座は3部構成で、私は一番最後、第三部でした。
講演第一部は、盛岡医療福祉専門学校の専任講師である村上陽児先生による、交流分析の講義でした。
さまざまな人間の性格などの分析について、発展すると経絡などの分類にも関連してきます。
講演第二部は、青森県鍼灸師会の橋本博明会長による、変形性膝関節症の治療について。
しっかりした診察による鑑別と病態の把握があると、たとえば手術の必要のあった患者さんでも、その必要がなくなるほど改善するかたがいらっしゃる、というものでした。
私は講演三部。
座学と実技で120分。
やはりというか、時間がもう少し欲しいな、と思いました。
実技では当院ではあまり行いませんが、中髎穴刺鍼法と、通常よく行う陰部神経刺鍼法、三陰交~箕門刺鍼通電法を行いました。
最後には皆さんで記念撮影し、盛岡駅まで懇親会を行いました。
写真は、上2枚は全日本鍼灸学会東北支部支部長の中沢良平先生(郡山市・一寸法師ハリ治療院院長)より頂きました。
毎度、お心遣いありがたく思います。