「研究会・勉強会・研修会参加」カテゴリーアーカイブ

今年初の研修会 全日本鍼灸学会東北支部A講座

1月15日日曜日は研修会で前日から郡山に行って参りました。

鍼灸師会ではなく、全日本鍼灸学会の東北支部の研修会でした。

講義1は、演題:「脳の構造と機能」
講師:東北大学 歯学部 口腔器官構造分野 教授 市川博之先生

脳の構造から疾病の起こる場所などの講義でした。
脳の解剖は学生の時以来だったような・・・
実習でウサギを解剖し、その小ささとシワのないつるっとした豆腐のような脳を思い出しました。

講義2は、「若手鍼灸師がのぞく未来(あした)の臨床」と題したシンポジウムでした。

鍼灸学校、大学を卒業後まもなく臨床の道に入った6名の先生から日常の臨床の話などを伺い、参加された学生さんに道しるべを提示する、という新しい試みでした。

わが福島県鍼灸師会からは、福島市で開業する「こおり治療院」の郡先生がシンポジストとして登壇されました。

郡先生は開業9年目を迎えます。もうだんだん中堅以上の先生などでちょっと浮いていました(;^ω^)
またバイタリティのある先生ですから、今後ますます治療院も発展されるでしょう。

福島市 こおり治療院 http://hari-kori.com/
(不妊治療もされております)

講義3は、「鍼灸臨床に必要な身体診察」
講師 福島県立医科大学 会津医療センター 漢方医学教室 准教授 鈴木雅雄先生

いつも公私ともお世話になっている会津医療センター准教授の鈴木雅雄先生から、頸椎疾患を主として診察などをテーマにしてワークショップを行いました。

ただ聴講するだけだと5%しか内容を覚えること事ができないらしいです。

こうして積極的に参加すると50%以上は身になるという事でした。

頸椎ヘルニアかな?頚椎症性神経根症、、、?
頚椎症性脊髄症は除外するか、、など、さまざまな意見があり、実に活発な講義となりました。

冬季学術講習会に参加しました

※2003年より書いていた旧ブログがあります。
http://sanpei89.rakusaba.jp/diary/diary.cgi

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18日の日曜日は、福島県鍼灸師会の冬季学術講習会に参加しました。

内容は、

1)スポーツ外傷で、鍼灸サロンLibera院長、福島医療専門学校非常勤講師の益子勝良先生

2)福島医大 会津医療センター、鈴木朋子准教授より漢方診療の実際

3)福島市 上松川診療所所長の春日良之先生より、プライマリケアと多職種協働のご講演

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1)は、師会で開催しているスポーツ専門領域研修の内容で2年度をかけての息の長い研修です。

2)の鈴木准教授のお話ではなかなか難しい疾患での実例をたくさん挙げての貴重な講演となりました。当院の患者さんの中には、会津医療センターで鈴木朋子先生にお世話になっていらっしゃる方もいます。講演が終わってからいろいろと相談させていただきました。

3)の春日先生のご講演では、結びのところで鍼灸師に対する期待についてお話しいただきました。鍼灸は全人的な医療としてまさにプライマリケアである、と語られ、大変ありがたく拝聴しました。また研修後には春日先生を囲んで意見交換会(懇親会)を開催し、大変楽しいひと時となりました。

これにて平成28年中の研修、学会などはすべて終了となり、次回は全日本鍼灸学会東北支部A講座に参加いたします。

盛岡で講演してきました

11月27日の日曜日は、岩手県盛岡市で開催された全日本鍼灸学会東北支部B講座にて講演させていただきました。

講座は3部構成で、私は一番最後、第三部でした。

講演第一部は、盛岡医療福祉専門学校の専任講師である村上陽児先生による、交流分析の講義でした。
さまざまな人間の性格などの分析について、発展すると経絡などの分類にも関連してきます。

講演第二部は、青森県鍼灸師会の橋本博明会長による、変形性膝関節症の治療について。
しっかりした診察による鑑別と病態の把握があると、たとえば手術の必要のあった患者さんでも、その必要がなくなるほど改善するかたがいらっしゃる、というものでした。

私は講演三部。

座学と実技で120分。
やはりというか、時間がもう少し欲しいな、と思いました。

実技では当院ではあまり行いませんが、中髎穴刺鍼法と、通常よく行う陰部神経刺鍼法、三陰交~箕門刺鍼通電法を行いました。

最後には皆さんで記念撮影し、盛岡駅まで懇親会を行いました。

写真は、上2枚は全日本鍼灸学会東北支部支部長の中沢良平先生(郡山市・一寸法師ハリ治療院院長)より頂きました。
毎度、お心遣いありがたく思います。

研究、研修風景

毎週火曜日に研究で来院していたお二人の先生との研究風景です。

もっぱら当院の不妊治療や一般の神経痛や腰痛などの治療を見学していただき、時間が空いた時に講義で使ったスライドを用いながら解説。

また、新しい治療法の開発を研究しております。

下の写真は、郡山からお越しになられている鍼灸サロンLiberaの益子先生、はりきゅう今泉治療院の今泉先生と子宮・卵巣の血行改善を目的とした新しい刺鍼法を試しているところです。

 

モデルは、はりきゅう今泉治療院(郡山)の今泉先生、術者は鍼灸サロン・Libela(郡山)の益子先生
モデルは、はりきゅう今泉治療院(郡山)の今泉先生、術者は鍼灸サロン・Libela(郡山)の益子先生
正しい位置に刺鍼できているかどうかエコーで確認しますが・・・
正しい位置に刺鍼できているかどうかエコーで確認しますが・・・

刺鍼した鍼が正しい位置に刺入できたかエコーで確認していますが・・・もともとさかごの確認用のプローブですから、よく見えず(汗)
なぜか患者さん飛び入りで楽しく?研究しておりました。

別な日の風景です。
週に2回ほど当院に勉強しに来ている訪問鍼灸・鍼龍の関根先生に、陰部神経刺鍼法を練習していただいています。
この刺鍼法は当院での不妊治療の要になっています。

女性では卵巣機能の改善があり、卵質の改善やレーザーと組み合わせると子宮内膜の改善が得られます。
また男性では男性不妊に効果があり、特に精子の運動率の改善が得られます。

11月5日、6日には茨木県つくば市で、日本では27年ぶりに開催された国際学会(世界鍼灸学会連合会学術大会)に当院から参加したスタッフです。

この学会では、オーストラリアのウエスタンシドニー大学のキャロライン・スミス教授による、体外受精での鍼灸の効果を大規模なRCT(ランダム化比較試験)を用いて得られた中間報告がありました。

研究は、胚移植前後に行った1~2回での鍼治療で妊娠率に変化があるかどうか?というものです。
報告では、胚移植を行った患者さんに対して特に心理面でのプラスの効果が見られた、というものでした。

胚移植前後だけに行う鍼治療というのは、日本国内で一般に行われている『一回ごとの治療を積み重ねた効果』ものではありません。中長期的に鍼灸を行った研究の成果が今後発表されることを期待します。

当院の治療についてその2(福岡で講演してきた内容メモ)

(その2)

当院では首肩の凝りなどの、時には些細と感じるようでも体に現れている苦痛を治療することにより、たとえばホルモンの環境の改善を目指します。これにより自然治癒力や免疫の調整ができると考えています。

また妊娠しにくい、妊娠しても原因不明の流産を繰り返す、といった現象には着床や子宮の改善を目指し、三陰交という足首にあるツボと箕門や陰胞という太ももにあるツボを使い鍼を行います。

妊娠せずに繰り返し月経が起きているという事は、体には免疫的に妊娠しにくい、着床しにくいなどの要因が起きてきます。
この治療には腰部の凝りを治療することと、上記の鍼が効果があります。
※参考 → 原因不明不妊について考える(子宮内膜症編)

繰り返す月経により、子宮内膜症という病気が多くなります。自覚はなくとも、軽症のものを含めると、当院にラインされる方には大変多いと感じています。

子宮内膜症の主な症状は、『続発性の月経痛』と不妊です。
続発性の月経痛とは、初潮の頃はひどくなかった月経痛が、例えば高校を卒業してからとか、30歳になってからひどくなったとか、だんだんと悪くなってきたものを言います。
これらの症状を持った方に子宮内膜症の方は多くいらっしゃいます。

子宮内膜症は進むと卵巣チョコレート嚢腫などがあり、これも不妊の原因になりますが、初期のころの腹水の免疫異常が問題になってきます。

下記は子宮内膜症の腹水がもたらす不妊の原因の主な研究です。

子宮内膜症の発症は妊娠出産回数と密接な関係があります。
一度も出産していない方はそれだけ月経の回数も多く経験していて、それが原因になると考えられています。
下記は東大医学部産婦人科元教授の堤治先生著書の『生殖医療のすべて』からのデータで、すでに子宮内膜症と診断された方から、初潮からの年齢と妊娠回数から発症率を調べたものです。

赤丸は、例えば13歳で初潮があり、1回も出産しない35歳の方の場合、と示してみました。いかに高率で子宮内膜症に罹患しやすいかがわかることと思います。しかも軽症ほど腹腔の免疫異常が起きやすいのです。

子宮内膜症について鍼灸がどれほど効果があるかを示すデータや研究はありませんが、月経痛が改善することと、自然に妊娠される方が増えることから、なんらかの効果があると考えます。

また最近話題になる卵子の老化について、卵巣機能改善については陰部神経刺鍼法に通電を加えた治療法で良い効果がありますが、当院では腹部にレーザーを行っています。

当院では4台あるベッドですべてレーザー治療ができるよう、上記のレーザー治療機を備えています。

卵巣内で成長していく卵胞のまわりには非常に細かい血管が多数あります。
この血管が老化により減少したり、血行が悪化していくと、発育卵胞に十分な栄養が行きにくくなる、卵子の老化の原因の一つであると日本の卵子研究の第一人者・東北大学農学部の佐藤英明教授がニュートン2012年10月号にて書いておられます。

低反応レーザーを使うと、卵巣内に新生血管ができることは、『不妊診療のための卵子学』にレーザー医療の世界的権威である大城クリニック院長の大城俊夫先生が書かれています。

陰部神経刺鍼により、卵巣の血行が改善する可能性については、日本の不妊鍼灸の権威・明生鍼灸院(名古屋)の学会発表などから推測でき、当院でも明生鍼灸院の直接の指導により、この治療を取り入れて行っています。

新生血管ができて、しかも血行改善ができるレーザー+鍼灸は大変良い効果があり、40歳代半ば近くの方でもこれまで体外受精などでよい卵が出来ず、また採卵できなかった方などが大きく改善されています。

このような効果は、一回ごとの治療の積み重ねであり、周期ごとに完結する西洋医学とは違うところであり、明確に患者さんに説明しなければ効果が得られないうちに脱落する、と説明しました。

(その3につづく)

当院の治療についてその1(福岡で講演してきた内容メモ)

10月10日の、福岡日帰り講演の内容を書きます。

当院の治療の基本的な考え方、また女性不妊治療での骨格となる部分です。

写真右は、生後15日目の私。中の写真上段右は私の母:三瓶美恵子(故人)、抱っこされているのが弟、その左は父:三瓶悌一(故人)、下段右は祖母:三瓶ノブエ、抱っこされているのが私) 写真左は、小学校入学の時の私。三瓶治療院の看板前にて。

当院の前身となる『三瓶マッサージ』は、昭和30年代に福島県甲子温泉に温泉マッサージ業として開業しました。

当初から祖母が視覚障害のある従業員を5~8名雇用しての温泉マッサージ業を営業し、後にマッサージ師であった私の父が鍼灸師を目指して神奈川の鍼灸専門学校に入学し、鍼灸師となります。

温泉マッサージ院と並行し、祖母は白河市に鍼灸マッサージ院(写真左:三瓶治療院)を開業し、すでに父より早く鍼灸師となっていた母の弟に治療を任せていました。

温泉マッサージは、鍼灸とは違い純粋な医療ではなく、慰安業と言ってよいと思います。現在のリラクゼーションでしょうか。
温泉に来てお湯につかり、のんびりしておいしいごちそうを食べ、凝っているところ、疲れているところを揉んでもらって英気を養う、というような感じです。

父は盲目のマッサージ師上がりの鍼灸師でしたから、お客さん(温泉マッサージ業では患者さんと言いません)の全身の凝りや疲れを揉みながら把握し揉み解す、という施術行為からそのまま後年の鍼灸治療に発展していったようでした。

マッサージは術後の爽快感があります。
また凝っているところ、疲れているところのマッサージは実に心地よいものです。

日本式の鍼は毛髪のような細い針を使います。
これも凝っているところに刺入すると心地よい感覚があります。

心地よい刺激・・・
日本式の鍼灸治療の効果について、スウェーデン・カロリンスカ研究所で鍼灸を研究しているT.Lundeberg博士は、『日本式の鍼は、(膝痛治療で)脳の報酬系を賦活し、効果を現している可能性がある』と2006年に京都で開催された国際学会で講演されました。

スウェーデンのカロリンスカ研究所とは、ノーベル賞医学生理部門の選考委員会がある世界最大の医科大学です。

心地よい、気持ち良いという刺激(脳への報酬)があると、ドーパミンやセロトニンといった体に良い物質が脳で生成されて、痛みを和らげたりする、というものです。

当院では、不妊治療だけではなく、腰痛や肩こり、また胃の痛みなどの内科的疾患の鍼灸治療でも、鍼灸の効果はこの報酬系の強い関与があると考えます。

女性不妊については、下記の視床(間脳)~脳下垂体~卵巣(卵胞の成長・排卵)の負のフィードバックの改善に、鍼灸による報酬系の関与が関係していると考えます。

不妊の患者さんに関わらず、どこかにストレスがあると、たいてい首や肩の凝りなどを持っています。
この凝りに対して日本式の丁寧な、優しい鍼を行うことにより、報酬系が刺激され、たとえばドーパミンなどが放出されると考えます。

ドーパミンは排卵を抑制するプロラクチンに拮抗(対抗)します。患者さんの中には週に一回、たいていは土曜日にテルロンやカバサールといったドーパミン作動薬を服用している方もいらっしゃるでしょう。

鍼灸で凝りや些細な不調を治療すると、こうしたホルモンの分泌に良い影響が得られると考えます。

(その2に続く)

当院の治療についてその1(福岡で講演してきた内容メモ)

10月10日の、福岡日帰り講演の内容を書きます。

当院の治療の基本的な考え方、また女性不妊治療での骨格となる部分です。

写真右は、生後15日目の私。中の写真上段右は私の母:三瓶美恵子(故人)、抱っこされているのが弟、その左は父:三瓶悌一(故人)、下段右は祖母:三瓶ノブエ、抱っこされているのが私) 写真左は、小学校入学の時の私。三瓶治療院の看板前にて。

当院の前身となる『三瓶マッサージ』は、昭和30年代に福島県甲子温泉に温泉マッサージ業として開業しました。

当初から祖母が視覚障害のある従業員を5~8名雇用しての温泉マッサージ業を営業し、後にマッサージ師であった私の父が鍼灸師を目指して神奈川の鍼灸専門学校に入学し、鍼灸師となります。

温泉マッサージ院と並行し、祖母は白河市に鍼灸マッサージ院(写真左:三瓶治療院)を開業し、すでに父より早く鍼灸師となっていた母の弟に治療を任せていました。

温泉マッサージは、鍼灸とは違い純粋な医療ではなく、慰安業と言ってよいと思います。現在のリラクゼーションでしょうか。
温泉に来てお湯につかり、のんびりしておいしいごちそうを食べ、凝っているところ、疲れているところを揉んでもらって英気を養う、というような感じです。

父は盲目のマッサージ師上がりの鍼灸師でしたから、お客さん(温泉マッサージ業では患者さんと言いません)の全身の凝りや疲れを揉みながら把握し揉み解す、という施術行為からそのまま後年の鍼灸治療に発展していったようでした。

マッサージは術後の爽快感があります。
また凝っているところ、疲れているところのマッサージは実に心地よいものです。

日本式の鍼は毛髪のような細い針を使います。
これも凝っているところに刺入すると心地よい感覚があります。

心地よい刺激・・・
日本式の鍼灸治療の効果について、スウェーデン・カロリンスカ研究所で鍼灸を研究しているT.Lundeberg博士は、『日本式の鍼は、(膝痛治療で)脳の報酬系を賦活し、効果を現している可能性がある』と2006年に京都で開催された国際学会で講演されました。

スウェーデンのカロリンスカ研究所とは、ノーベル賞医学生理部門の選考委員会がある世界最大の医科大学です。

心地よい、気持ち良いという刺激(脳への報酬)があると、ドーパミンやセロトニンといった体に良い物質が脳で生成されて、痛みを和らげたりする、というものです。

当院では、不妊治療だけではなく、腰痛や肩こり、また胃の痛みなどの内科的疾患の鍼灸治療でも、鍼灸の効果はこの報酬系の強い関与があると考えます。

女性不妊については、下記の視床(間脳)~脳下垂体~卵巣(卵胞の成長・排卵)の負のフィードバックの改善に、鍼灸による報酬系の関与が関係していると考えます。

不妊の患者さんに関わらず、どこかにストレスがあると、たいてい首や肩の凝りなどを持っています。
この凝りに対して日本式の丁寧な、優しい鍼を行うことにより、報酬系が刺激され、たとえばドーパミンなどが放出されると考えます。

ドーパミンは排卵を抑制するプロラクチンに拮抗(対抗)します。患者さんの中には週に一回、たいていは土曜日にテルロンやカバサールといったドーパミン作動薬を服用している方もいらっしゃるでしょう。

鍼灸で凝りや些細な不調を治療すると、こうしたホルモンの分泌に良い影響が得られると考えます。

(その2に続く)

福岡と盛岡で講演してきます

50回の節目にあたる東北鍼灸学会を無事終えても秋の学会シーズン真っただ中の当院です。

10月10日には福岡で第12回日本鍼灸師会全国大会福岡大会に参加し、光栄にも青年部講座『不妊鍼灸のススメ』の講演を担当することになりました。

また11月27日日曜日は盛岡で開催される全日本鍼灸学会東北支部B講座で『社会に役立つ不妊治療』の講演を担当させていただくことになりました。

10月の日本鍼灸師会主催の全国大会は、私も12年間日本鍼灸師会の青年部委員をやらせていただいたこともあり、大変思い入れのある学会となります。
当院の治療の紹介のほか、日ごろ不妊に対して思っていること、また若き鍼灸師の先生方へ特別なメッセージを添えて90分間お話ししたいと思います。

11月の盛岡での講座では、おなじく当院での治療の実際を実技をまじえてご紹介させていただき、少子高齢化の予想される東北の近未来の社会について鍼灸師が役立てるステージを提示したいと思っております。