令和4年 8月の診療案内

令和4年8月は下記の通りの診療となります。

<休診>
8月7日(日) 全日本鍼灸学会企画調整委員会(仙台)のため。
8月14日(日) 15日(月)、16日(火) 夏季休業となります。
8月21日(日) 休養させていただきます。

 

<日曜休日診療について>
8月28日(日)午前8時~正午まで診療します。
※予約は2週間前から受け付けます。
※日曜日は術者が1名のため新患の対応はできません。
また、予約枠順に早い時間帯から予約を取らせていただきますのでご理解のほどお願い申し上げます。

 

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・月・火曜日(完全予約制)
朝8時30分~正午/午後2時~6時30分

・水・金曜日(完全予約制)
朝8時30分~正午/午後2時~7時00分

・木曜日(完全予約制)
朝8時30分~正午/午後は休診

・土曜日(完全予約制)
朝8時00分~正午/午後2時~4時00分

・日曜日・祝祭日(完全予約制)
朝8時00分~正午/午後は休診

 

 

休診日  木曜午後、日曜日の午後特に指定した祝祭日

電話 0248-27-1846

※当院の鍼灸師は、 日本鍼灸師会および全日本灸学会、福島県鍼灸師会、日本東洋医学会、日本災害医学会の正会員です。

 

※当院の院内感染防止、衛生対策について
http://www.sanpei89in.com/tex/eisei.html

※旧ブログ
https://ameblo.jp/sanpei89inn/

※さらに旧ブログは、下記にあります。 http://sanpei89.rakusaba.jp/diary/diary.cgi

※スタッフブログ
鍼龍 https://ameblo.jp/3pei89in/

※産まれました(出産報告・休止中)
http://sanpei89.rakusaba.jp/diary2/diary.cgi

高度男性不妊への鍼灸の効果

女性ばかりが取り沙汰される不妊症ですが、男性に原因がある場合も非常に多いです。

いわゆる男性不妊といいますが、精子の数が少ない(精液濃度が低い)、運動率が低いというものですが、男性不妊の9割は精子を作る機能に問題がある『造精機能障害』です。

この多くに鍼灸治療が効果があります。

下記動画をご覧ください。

当院では精液中の精子の数を数えたり運動する精子の状態を確認する顕微鏡と動画で記録するシステムを設置しています。

男女共の不妊で、明らかに原因を追究できるのが唯一男性の精液初見です。

不妊治療を進めていくうえで大切なスクリーニングになります。

 

 

不妊治療 病院と鍼灸院の治療の違い

だいぶ先と思っていた香川県鍼灸師会様の講習会も今週末となりました。

時間があればスライドの読み直しをしていますが、さて3時間で完了できるか??

いつもセミナーで話す場合に強調するのは、不妊治療での、専門医での治療と当院など鍼灸院の治療の大きな違いです。

名の通った有名なクリニックでも、患者さんの体質を治療することはありません。たいていは周期ごとに完結する治療となります。

血液検査によるホルモンチェック→排卵誘発・卵を育てます→卵が育ってきたら、排卵させる・採卵する→受精させる→着床したか?

だいたいはこの流れになります。加齢による卵巣機能改善では数周期にわたってDHEA-Sなどのサプリメントを使ったりして卵巣機能の改善を目指す治療もあるにはありますが、一般的ではありません。

鍼灸治療の場合は、直接卵を育てる治療もありませんし、育った卵をきっちり36時間後に排卵させるような治療もありません。
もしかしたらそれができる達人がいるのかもしれませんが。

鍼灸治療は数周期にわたっての体質改善であり、これによってのホルモン環境の改善、子宮・卵巣の血流の改善を目指していきます。

例えば、鍼灸治療のみを行って体質改善を行っている間に自然妊娠できなくとも、その後の専門医の治療を行うと、それまでクロミッド1錠で卵が育たず、2錠→注射など行っていた方でも、クロミッド1錠でよい卵が育ったりするようになります。

また体外受精を行っていて、採卵できる数が少なかったりグレー度の低い卵子にしか育たなかったものが、良いグレードの胚に育つことがあります。

こうした体質改善は、実は大切なのだと思います。

当院では最低の治療頻度で1週に1回を行います。

これが2週に1回くらいだと、あまり改善効果がないようです。

毎日暑いですね

 本日、7月2日です。

土曜日は朝のユキちゃんの散歩から始まります。

朝陽に向かって進め!

帰宅してからは、孫ちゃんのプールを設置!

まだ朝早いので日が差しませんが(^◇^;)

朝ごはんのデザートは、コストコで買ってきたヨーグルトを。

ユキちゃんは容器に残った分を。

原因不明不妊を考える 香川県鍼灸師会講演スライドから

7月の日曜診療は、3日、10日、31日の午前中のみとなります。
日曜日は術者が1名のため新患の対応はできません。

 

香川県鍼灸師会での講演のスライドです。

原因不明(女性)不妊に卵管のピックアップ障害が原因として推定されています。

ピックアップ障害とは、排卵寸前の卵胞を卵管が探り当て、排卵した卵子を卵管の先端にある卵管采(らんかんさい)と呼ばれる部分でキャッチして卵管内に吸い込む働きを言います。

この機能が悪いために、射精され子宮内から卵管先端で待っていいる精子に、排卵した卵子が出会えなくて妊娠できないのです。

子宮内膜症の腹腔内には、子宮内膜症のために以上に免疫の活性化した腹水があります。

その腹水中には様々なサイトカインが産生され、例えば卵管のピックアップを阻害したり、未破裂黄体化卵胞(LUF: lutenized unruptured follicle)を起こさせたりします。

LUFは一種の遺残卵胞の一つで、多くの方が経験するものです。

たとえば子宮内膜症が進行したものに子宮内膜症性嚢胞(いわゆるチョコレート嚢胞)というものがあります。これは子宮内膜症の分類ではよく使われるr-ASRM分類:(修正米国不妊学会分類)の3~4期の進行したものになり、当然に不妊の原因になりうるわけですが、、、、

自然妊娠や人工授精の妊娠率をを阻害する卵管のピックアップ障害を引き起こすのは、r-SARM分類でも1~2期の軽い病期のものが多いそうです。

子宮内膜症の一種の広範な炎症状態でサイトカインが増えますから、たとえば、鍼灸のように月経痛が改善する治療はこうしたサイトカイン暴走の状態を改善するのではないかと考えます。

月経痛が改善したら、自然に赤ちゃんを授かった。
当院ではよくある話ですが、こうした要因があるのかもしれません。

 

昨日は午後からバイクて

昨日は木曜日で午後から休診でした。

怠けていたら切れてしまったバイクの車検を受けに行く事にしました。

前日に市役所に行き、仮ナンバーを借りまして。

まー、何というか。

別名、違う意味のご当地・白河ナンバーかな。

毎度、ユーザー車検ですが、久しぶりに車検を受けに行ったら、自動受付になっていたり、申請書が変わっていたり、非常にまごつきました。

帰り道は、平田村〜古殿町〜石川町と遠回りしてもなるべく山間部を選んでなるべく日陰の涼しいルートで帰って来ました。

なにしろ暑く、バイクでもしんどい(^◇^;)

原因不明(女性)不妊を考える

7月10日(日)は、午前中は日曜診療があります。

少し早めに切り上げて、午後からはリモート登壇で香川県鍼灸師会様の講習会の講師を務めます。

やっと、講義に使うスライドを作り上げました。

作ったスライドは90枚。
これも話さないとダメでしょ、これもこれも。。。
90枚になったわけですが。

枚数を少なくするのは、至難の業です。

今回は3時間の講義時間で、スライドでお話しするのは2時間。
残り1時間はビデオ撮りしておいたファイルを使っての実技披露です。

久しぶりにスライドを作りましたが、新しい気づきもたくさんありました。

やはりというか、原因不明不妊について思うのは、軽度の子宮内膜症が遠因になっているのではないか。

そう思います。

下のスライドは講義に使うものですが、ハンズ・エバーズというヨーロッパ生殖医学会(ESHRE)の会長も務めた学者さんの研究で、女性不妊患者にこれだけの子宮内膜症罹患の頻度があります、というデータです。

 

あと山王病院院長を務めた、東京大学産婦人科元教授の、堤治先生のデータ(生殖医療のすべて 丸善 P122)

初潮から20年といえば30代も半ばで、不妊で鍼灸院に良く来院する年代ですが、出産回数が0回だと75%近くが子宮内膜症になるだろうというものです。

もっとも子宮内膜症の患者さんを調べたデータで、すべての女性がそうなるわけではありません。

子宮内膜症は鍼灸で根治できるものではありませんが、その痛みなどの苦痛に対する対応は不妊治療に通じるものがあります。

日曜日はリモート会議

6月26日の日曜日は、本来なら午前中診療でしたが、所属する日本鍼灸師会の東北6県の鍼灸師会会長の会議のため休診でした。

本来ですと順番により山形県で開催でしたが、ご時世でリモート会議です。

本来なら一泊二日の宿泊会議で、鍼灸師会に入りたてから東北で旧知の先生方に会えるのが非常に楽しみな会議でした。

リモートなので移動時間もなく、それなら早朝から開始して手短に。

それで朝8時から開始です(^◇^;)

吉野家で朝ごはん!朝から牛丼です!

店から出ると、朝から快晴!今日も暑くなりますよ〜!

リモートで画面越しですが、ほっとする面々です。

コロナ禍もまだ終わらず、みなさん師会の事業にはいろいろ苦労されているようでした。

会議が終わる頃、我が福島県鍼灸師会で副会長をされている橋本先生が当院に到着。長らく私が乗っていた250のスクーターを差し上げました。