うつ病 うつ状態 関連する疾患の鍼灸の効果

2月の診療案内(日曜休日診療含む)→

当院では、患者様同士と当院従業員の院内感染を防ぐ観点から、当分の間、風邪症状(せき、くしゃみ、発熱、悪寒、倦怠感など)のある方の来院の自粛をお願いいたします。

 

やる気が出ない、寝つきが悪い、眠れない。興味があった趣味に没頭できない。食べても美味しくない・・・

そういう状態になったことはないでしょうか?

うつ病は『心の風邪』とも言われ、軽いものも含めればだれでも一生のうちには罹るかもしれない。そういう身近な病態です。

うつ病、と診断されなくとも、頑固な肩こりや腰痛に潜在的にうつ病の方は多いです。ストレスはこうした慢性病に多く潜んでいます。

上記、こんな会話を患者さんと治療中にしました。

ストレスには鍼灸が良い効果があります。

当院での鍼灸治療は、脈を診て全身の調整をしながら肩こりや腰痛の治療をします。

実はうつ病を改善する治療、予防する治療も同時に行っているのです。

NHK健康 鍼灸によるうつ病の治療

https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_1132.html
 

 

鍼灸による、うつ病改善のエビデンス

https://www.ejim.ncgg.go.jp/doc/pdf/h55.pdf

上記は世界で研究している論文をメタアナリシス(統計的解析)したものです。

 

 

鍼灸によるセロトニン・ドーパミンの濃度の変化 世界の研究から

※クリックで大きく表示されます。

表ではさまざまな世界の研究者たちの結果が掲載されてます。

ピンクのマーキングは、セロトニンやドーパミンが鍼灸刺激によって上昇したことを確認した研究です。

痛みやしびれなどの苦痛や、心理的ストレスが長期間存在すると、脳内ではさまざまな変化が起こります。

幸せホルモンと言われるセロトニン、体の活動に関するドーパミンなどの物質も減り、やがて痛みなどの苦痛が慢性化し、またうつ傾向に陥り、病気の治癒が遅くなっていきます。

鍼灸治療は痛みなどの症状を和らげながら、脳内の減少したセロトニンやドーパミンの分泌を増加させ、うつ傾向からの脱却やうつ病の予防を行うのです。

 

 

 

 

昨日は今年初めての研修でした

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当院では、患者様同士と当院従業員の院内感染を防ぐ観点から、当分の間、風邪症状(せき、くしゃみ、発熱、悪寒、倦怠感など)のある方の来院の自粛をお願いいたします。

 

 

昨日は年が明けて初めての研修でした。

所属する全日本鍼灸学会東北支部の郡山講座でした。

オミクロン株感染もだいぶ増えて、リモート開催となりましたが、役員なので会場へ出動!でした。

研修のテーマは「患者中心の医療の方法と活躍する女性鍼灸師の鍼灸臨床」

特別講演 『女性と鍼灸治療』
講師 明治国際医療大学 鍼灸学部 はり・きゅう学講座 田口 玲奈 先生

講師の田口先生は、京都からリモートでのご登壇でした。

私は座長を仰せつかりました。

田口先生とはご縁がありまして、7年前の全日本鍼灸学会では不妊症をテーマにして、シンポジウムにご登壇していただいた事がありました。私は学会全体の事務局長をさせていただき、シンポジウムではコーディネーターとしてシンポジスト間の調整をさせていただいていました。

その学会は3日間の会期で2,000人以上の参加者がありました。会場はビッグパレットの3日間貸し切り。大変賑やかでした。

主に月経痛、月経トラブルでの社会的損失に鍼灸師がどれだけ貢献できるか、という内容で、実際の鍼灸臨床対応や効果についてお話しいただきました。

月経ですから、男性鍼灸師よりは女性鍼灸師の方が、細やかな対応ができる分野ではないかと思いました。

リモート開催ですから、会場はスカスカ。。。

リモートは満員御礼でした。

 

 

講演第2部は、
演題 『患者中心の医療の方法 理論』
講師 福島県立医科大学 地域・家庭医療学講座 豊田喜弘先生

豊田先生による講座では、一言で言って済んでしまう、実は奥の深い、患者さんと術者の信頼関係を作るうえで非常に大切な診察の進め方について、実例を含めてお話しいただきました。

鍼灸師の方が、患者さんと接する時間が長く、絶対に患者中心の医療を行っていると、おそらく鍼灸師は己惚れているでしょう。

地元福島県の鍼灸師会の長として多くの鍼灸師を見ている私は、それこそ間違っていると痛感します。

鍼灸師ほど独りよがりで一方的な診療や治療を患者に押し付けている術者はいません。

その証拠に、鍼灸師会や学会の開催する安価で身近な講習会に、まず参加しません。会員であれば参加する先生も少しはいますが、福島県内に鍼灸師が2,000人くらいいると言われていますが、この日の福島県内の開業鍼灸師の参加は10名程度でした。

外で勉強せず、鍼灸師会や学会に所属せず、一生勉強の連続であるはずの医療人でありながら、どこで勉強してるんでしょうか?

これを読んでおられる皆様が、実際に鍼灸院にかかられる場合は、平時から勉強している鍼灸院かどうか、調べてからかかられた方が良いと思います。

 

 

講演第3部
演題 『患者中心の医療の方法 実践
講師 福島県立医科大学 地域・家庭医療学講座 豊田喜弘先生

郡山市にある福島医療専門学校鍼灸科(当院の美智先生の出身校)の2年生4人によるミニ講義が見事でした。

さまざまな問題を抱えて来院する患者さんですが、『治ればいいんだろう』と一方的な治療を押し付けるのが大半の、いやほとんどの鍼灸師だと思います。

来院する患者さんはさまざまな動機があって来院します。

術者としてその気持ちにどこまで踏み込むのか。

私は鍼灸師として35年を過ごしてきました。のべ十数万人に鍼灸をさせていただいた事になりますが、いまだに患者さんが望むような対応がどのくらいできていたか、いまでも思い起こすと不十分や行き過ぎた対応があったと思います。

学生さんのみなさんの寸劇を含んだ講義は、あらためて臨床はその患者さんと再現できない一期一会の出会いなのだと考えさせられました。

今後も初心に還って患者さんに向き合いたいと思います。

それにしてもコロナがもたらせたリモート環境。

今現在、自宅に居ながら全国の学会や鍼灸師会主催の講習会に、交通費はかからない、宿泊もしなくていい。何しろ安く参加できてしまう。

むしろコロナに感謝するようです。

本日は研修です

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本日は日曜日で、本来でしたら日曜の休日診療と言う事で、午前中診療でしたが、

所属している全日本鍼灸学会の研修に参加となりますので、休診です。

ついでに言うと、来週日曜日1月30日は宮城県鍼灸師会様の創立70周年記念式典へ来賓で出席予定で、やはり日曜診療は休診となります。

本日の講演第一部の『女性と鍼灸治療』では講師は明治国際医療大学の田口玲奈先生で、私は講座の座長を務めさせていただきます。

田口先生とは、日鍼会全国大会沖縄大会で一緒にシンポジストを務めさせていただいたり,題64回全日本鍼灸学会学術大会ふくしま大会ではシンポジストを田口先生にお願いし、私はコーディネーターとしてお手伝いさせて頂きました。これは7年前。

10年近く前になりますが、不妊鍼灸ネットワーク時代でもお世話になったり、ご縁のある先生です。

第二、第三講座は『患者中心の医療』と題し、福島県立医大の地域・家庭医療学講座の豊田喜弘先生講師をお願いしています。

会場はビッグアイ大会議室で、机と椅子のスクール形式で170人収容ですが、リモート配信なので、私たち役員だけ5人〜8人くらいしかいない、スカスカを通り越したスーパーソーシャル・ディスタンスです。

新型コロナウイルス対策として、エレベーターを使わずエスカレーターを使います。

3部構成の講座で丸一日ですが、今年初めての研修をしっかり受講してきます。

 

 

円形脱毛症 単発型・長期罹患例・重症例の鍼灸の効果

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円形脱毛症は当院で良く扱う得意疾患です。

長期罹患例(3年以上~)、単発型の重症例(脱毛面積は後方から見て約70%)の症例の紹介です。

担当鍼灸師は三瓶和樹先生です。

 

1)初診時です

脱毛部の輪郭がはっきりしているのが長期罹患例の特徴です。
少し白髪の発毛が見られますが、長く成長しないそうでした

 

 

2)治療開始から2ヶ月治療16回目くらいです。

灸の跡がありますが周囲に発毛が多く見られるようになりました。

また白髪でも長く成長しているようです。

効果が現れ発毛がしっかりしているので、患者さんに治癒の自信をもって通院していただけています。

 

 

3)治療開始後11ヶ月後の写真です。

いかがでしょう?
白髪の発毛からしっかりした黒毛に変わっています。

脱毛部位から生え始めるのは白髪がほとんどですが、幹部の血行が改善してくると毛髪の栄養が改善し、黒毛が多く生えるようになります。

 

 

4)治療開始13ヶ月目の写真です。

治癒までもう一息!というところまで来ました。
写真の撮り方が上から見下ろすように撮ってしまっています。

資料性が乏しい写真を撮らないように!と注意しました。

こういった写真は必ず同じ角度や大きさになるように撮らないとダメです。

 

 

5)治療開始から16ヶ月目の写真です。

ほぼ完全に治癒しました。

経験上、ここまで改善すると再発した方はおりませんが、念のた経過観察を含め、治療の頻度を落としてもうしばらく治療を継続します。

もちろん患者さんは大喜びでした。

円形脱毛症の治療は、1週に1回とかのんびり治療すると、せっかく発毛が見られても成長せずに弱い毛のままであったり、抜けてしまいます。

1週に2回以上しっかり治療することで治っていく方が非常に多いです。

治療は患部の治療だけで、1回2,000円と安価に設定していて、1ヶ月当たり16,000円程度です。

例えば10ヶ月継続して16万円程度。

この金額ではウィッグ(カツラ)すら買えません。

 

 

 

 

 

 

 

お正月は何してた?

すでに1月も後半に入りました

昨年末は
ひたすらお正月休みが楽しみで楽しみで

実際
お正月休みに入ったら

なにもできず

ただ食って呑んで終わった

非常に怠惰なお正月でした

年末年始は

同級生の高畠君の経営する
牛楽さんに合計3回行きました(;^ω^)

 

 

 

毎度いっちばん安いコースでしたが

 

 

元日は朝ラー!

しかも内孫ちゃん2人入れて一家6人で『かこい食堂』さんへ
吹雪の中、朝7時半前にお店に到着

幸せな元旦でした(^^)/

お正月って言ったら餅ですわな

当家では揚げ餅をよく食べます

外側カリカリ

中はもちもち

醤油が絶妙です

家内の姉様からの頂き物の
成城石井(郡山のエキナカにできたらしい)の

チーズケーキで

あと同業者から頂き物の宮城の大吟醸を

これがなかなか合うわけですが

 

 

 

 

お決まり

ユキちゃんのおねだりです(笑)

 

どれどれ味見させてくれたまえ

 

 

 

 

 

 

生活感あふれる背景ですみません(;^ω^)

 

 

食って寝るお正月を満喫していたら

ユキちゃんが外耳道炎になり

どんぐり動物病院さんへ受診~

順番が来るまで車内で待ってます
心臓バクバクです(;^ω^)

でね

ある日は、

焼うどん・イタリアン風味なんか作りました

これは

昔・愛宕町の昭和堂書店さんのとなりにあった

『カルチェ』という喫茶店の名物料理でした

茹でうどんをケチャップで炒めるんですが

仕上げに乾燥パセリをぱらぱらと

すごく旨いです

令和4年 2月の診療案内

当院では、患者様同士と当院従業員の院内感染を防ぐ観点から、当分の間、風邪症状(せき、くしゃみ、発熱、悪寒、倦怠感など)のある方の来院の自粛をお願いいたします。

—————————

令和4年2月は下記の通りの診療となります。

・2月6日(日)、13日(日)、27日は、日曜診療として
午前8時~正午まで診療します。
※前日までの完全予約制です。
※新患さんの対応はできません。

・2月11日(金・祝)は、
午前8時30分~正午まで診療します。

・2月19日(土)は、午前8時~14時までの通し診療となります。

・2月20日(日)は、研修会にて休診となります。

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・月・火曜日(完全予約制)
朝8時30分~正午/午後2時~6時30分

・水・金曜日(完全予約制)
朝8時30分~正午/午後2時~7時00分

・木曜日(完全予約制)
朝8時30分~正午/午後は休診

・土曜日(完全予約制)
朝8時00分~正午/午後2時~4時00分

・日曜日・祝祭日
朝8時00分~正午/午後は休診
日曜日については、新患の対応はできません。

 

休診日  木曜午後、日曜日の午後特に指定した祝祭日

電話 0248-27-1846

※当院の鍼灸師は、 日本鍼灸師会および全日本灸学会、福島県鍼灸師会、日本東洋医学会、日本災害医学会の正会員です。

 

※当院の院内感染防止、衛生対策について
http://www.sanpei89in.com/tex/eisei.html

※旧ブログ
https://ameblo.jp/sanpei89inn/

※さらに旧ブログは、下記にあります。 http://sanpei89.rakusaba.jp/diary/diary.cgi

※スタッフブログ
鍼龍 https://ameblo.jp/3pei89in/

※産まれました(出産報告・休止中)
http://sanpei89.rakusaba.jp/diary2/diary.cgi

風邪症状のある方の来院自粛のお願い

院長の三瓶です。

いつも拙文にお付き合いいただきありがとうございます。

新型コロナウイルス(オミクロン株)拡大への対策について

年明けより急拡大している新型コロナウイルス・オミクロン株について、WHOおよびCDCほか国内外の研究機関による発表では致死性が低く、のどの痛み、倦怠感、発熱、咳、くしゃみなどが主症状で、一般的な風邪と鑑別が付きにくいという事です。

医療機関ではPCR検査、抗原検査により鑑別診断はできますが、当院は鍼灸院ですので、それはできません。

致死性が低いとはいえ、感染のしやすさはたいへん高く、その点で国民一人一人が感染防止策を徹底する必要があるでしょう。

当院では、患者様と当院従業員の院内感染を防ぐ観点から、当分の間、風邪症状(せき、くしゃみ、発熱、悪寒、倦怠感など)のある方の来院の自粛をお願いいたします。

本来はこうした症状にも十分対応させていただいておりますが、新型コロナウイルス特にオミクロン株の特性上、こうした措置を取らせていただくことを御理解ください。

当日キャンセルももちろん可能ですので、お気軽にご連絡ください。

新年も順調です

すでに松も明けましたが

 

 

早速子宝に恵まれた方もおり

しかも大変難しいと思われた方でした

 

 

当院ではご懐妊されても

しばらくは親友を続ける場合がほとんどです。

妊娠年齢が35歳以上
流産歴が2回以上
体外受精を行っていた方
PCOSの方

これら1つでも当てはまる方は

妊娠12週までは週に1回

それ以降は2週に1回の治療を20~24週まで継続します

年末に何人もご卒業され

年明け早々にまた1人卒業

不妊・妊活の方がぐっと減りまして

  

 

 

 

 

ちょいと経営危機になっておりますが

ご卒業された皆様は

できましたら

お1人当たり3人以上ご紹介いただければ

非常にありがたいところです(;^ω^)

 

 

 

 

あと地味ですが

Googleの口コミもよろしくお願いいたします

口コミを書いてくださった場合は
誠意をもって精一杯ご返事をお書きします(^^♪

 

  

  

 

こんな具合に

新年は

非常に順調です

暮れから新年にかけては

気候のせいなのか

首の痛み~方への放散痛など訴える方が多く

頸椎椎間板ヘルニアを思わせる方も何人かいました

当院では鍼灸師3人が治療にあたりますが

特に難しい症例もなく

非常~に順調に診療できています