第71回全日本鍼灸学会東京大会へ参加しました

※6月の日曜診療は6月12日(日)午前中のみとなります。

6月4日(土)5日(日)の2日間、東京・有明で開催された第71回全日本鍼灸学会東京大会に参加しました。

コロナ禍もあって、学会で東京方面に行くのは3年ぶりです。
いまは主だった学会はリモートでも参加できますので。

久しぶりに新幹線に乗ると新鮮ですね。
学会の抄録集を読み、飽きたら(笑)トランヴェールを読んだり。

会場は2つに分かれており、まずは第2会場の有明ガーデンへ。

建物の中にカンファレンスセンターという会議場があります。
学会全体としては2,400名の参加ですから、さすが東京です。

この建物は、H&M、3階建ての無印良品、劇団四季、さまざまなお店が入っている巨大な複合施設なのです。

ほぼ不妊症や周産期の会場に張り付いてセッションに参加。

下の画像は、第1会場である有明医療大学のホールです。
この4年制大学には鍼灸学部もあります。

有明医療大学全景です。
私が卒業した専門学校とはえらい違い(笑)

学会総会では役員改選がありました。
郡山の一寸法師ハリ治療院の中沢先生も学会理事の再任でした。
あと会津医療センターの鈴木雅雄教授も再任されました。

学会の初代会長である名古屋市立大学医学部名誉教授・世界鍼灸学会連合会名誉会長 高木健太郎先生を顕彰して作られた、優れた鍼灸の研究者に対し贈られる『高木賞』の授賞式(奨励賞)もありました。

※なお、鍼灸師で『高木賞』を知らなかったら、不勉強と自覚しましょう。

さまざまな研究成果を見聞し、脱力しながら銀座のライオンへ。

名物の生ビールをいろいろ飲んで。

あとローストビーフを食べて。

翌日も朝から勉強し、市民公開講座ではNHKのプロデューサーから、『ためしてガッテン』の鍼灸の番組の詳しい解説を講義していただき、大満足の学会でした。

この学会は毎年1回国内のどこかで開催され、来年の72回大会は神戸で開催されます。再来年は73回大会として仙台で開催します。

さかのぼって7年前は郡山市で第64回大会としてビッグパレットふくしまを全館貸し切りで開催しました。

その時の大会会頭は三潴忠道先生(会津医療センター漢方医学講座教授)、実行委員長は中沢良平先生(郡山市・一寸法師ハリ治療院)、大会事務局長は私がつとめました。

そんなわけで、全日本鍼灸学会の開催する学術大会には、特別な思い入れがあります。

また、私自身の鍼灸師人生としての集大成になるかと思いますが、2年後の第73回学術大会宮城大会では、大会実行委員長を仰せつかりました。

日曜日夜に白河に帰り、洋食の老舗『グリル銀座』さんで迎えに来てくれた家内と夕食を食べました。

ほっとした、いつものおいしい料理でした。

往診先のわんこ

6月の診療案内 →
(6月は学会や会議が続き、日曜診療は12日のみとなります)

 

2週に1回くらい往診でお邪魔している患家さんのわんこです。

わんこには、わんこが好きな人間がわかるらしく、玄関から入るとすぐに『遊んで~♪』とじゃれてきます。

我が家では柴犬を飼っていますが、家族中犬が大好きで、犬にはわかるんですね。

往診の治療中、ずっと『遊んで♪』とおねだりしています。

令和4年6月の診療案内

令和4年6月は下記の診療となります。

<休診>
6月5日(日)第71回全日本鍼灸学会のため
6月19日(日)学会会議のため
6月26日(日)日本鍼灸師会東北ブロック会議のため

<日曜休日診療について>
6月12日のみ診療します。
午前8時~正午まで診療します。
※予約は2週間前から受け付けます。

また、予約枠順に早い時間帯から予約を取らせていただきますのでご理解のほどお願い申し上げます。

 

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・月・火曜日(完全予約制)
朝8時30分~正午/午後2時~6時30分

・水・金曜日(完全予約制)
朝8時30分~正午/午後2時~7時00分

・木曜日(完全予約制)
朝8時30分~正午/午後は休診

・土曜日(完全予約制)
朝8時00分~正午/午後2時~4時00分

・日曜日・祝祭日
朝8時00分~正午/午後は休診

 

 

休診日  木曜午後、日曜日の午後特に指定した祝祭日

電話 0248-27-1846

※当院の鍼灸師は、 日本鍼灸師会および全日本灸学会、福島県鍼灸師会、日本東洋医学会、日本災害医学会の正会員です。

 

※当院の院内感染防止、衛生対策について
http://www.sanpei89in.com/tex/eisei.html

※旧ブログ
https://ameblo.jp/sanpei89inn/

※さらに旧ブログは、下記にあります。 http://sanpei89.rakusaba.jp/diary/diary.cgi

※スタッフブログ
鍼龍 https://ameblo.jp/3pei89in/

※産まれました(出産報告・休止中)
http://sanpei89.rakusaba.jp/diary2/diary.cgi

山形・庄内の旨いもの(2)

GWははるか彼方へ過ぎ去ってしまいましたが、ドライブして旨いものの写真がまだあるので、掲載しないとですね(;^ω^)

下の写真は、荘内観光物産館という鶴岡の巨大な土産物屋さん+地魚の魚屋さんの合体したような施設ですが、その向かいにあるヤマザワさんという、この辺でいうとベニマルみたいなスーパーで買ってきたウマズラハギの刺身・肝あえ。

軽く湯がいた肝臓を、コリコリのウマズラハギの刺身にしょうゆとともに食べるのですが、こりゃ絶品です。

こちらは荘内観光物産館の魚屋さんで買ってきた、つぶ貝を似たもの。これも旨いですね。うまくワタを出すのが難しいですが、このわたがまた旨いのです。

合わせる酒は・・・

なんと、酒田の楯の川酒造で作っているヨーグルトのリキュールでその名も『子宝』。じつに当院らしいお酒ではあります。

これが甘くて飲み口がよくて、ぐいぐい行っちゃうわけですが。

会津でもスノードロップという同じような酒があります。
三番町?の。君島酒店さんでスノードロップは売ってますね。

それで、仕上げは鶴岡のヤマザワさんで買ってきたチンして食べる芋煮汁。

見た目具沢山ですが、汁がゼラチンで半固体になっているので具が沈まず具沢山に見えるという・・・

チンすると汁が熱々になり液体に戻り、具が沈没してしまいます。そうするとまぁ値段なりの具の量に。

そんでも牛肉が入っててコクがあって旨い醤油汁です。
山形出身の人に聞くと砂糖を隠し味に入れるんだとかね。

それでこれ、

カツオスティック

 

 

 

 

 

これ、私が食べるのではありませんので(;^ω^)

 

 

 

これは、相伴しているユキちゃんの大好物です。

 

ヨダレも垂らさず、吠えもしないで健気に待っているユキちゃんには、大好物のカツオスティックをあげたのでした。

山形・庄内の旨いもの(1)

令和4年5月の診療案内 →

GWは半日の田植え手伝いを2回やり、5月4日は家内と山形の海の方・庄内へドライブしてきました。

山形は旨いものが多く、内陸では米沢・山形牛、最近は尾花沢牛なんてありますね。なかなかいいお値段で三瓶家では滅多に食べてませんが・・・。

あと山形の蕎麦はどこで食べても旨いです。

東北道で福島・大笹生から東北中央道で米沢へ、高畠のワイナリーで高畠ワインなど少々買い込み、再び高速で山形道へ。

道中の写真は家内が助手席から撮ってます。

だんだんと寒河江あたりから月山が見えてきます。

 

月山、なだらかですが見事な雪山です。

西川インターでいったん高速を降り、蕎麦屋探しが始まります。

お目当ての蕎麦屋さんがお休みでしたが、すぐ近いところにある古農家の蕎麦屋さんを見つけ、さっそく上がり込みます。

蕎麦の前に、山菜のお浸し・胡麻和え、漬物が出てきました。

あと、このあたりの蕎麦屋さんでは良くある『げその天ぷら』
これは塩コショウで頂くのですが、旨いですね。

蕎麦は、
旨いよ~~、とかねてから聞いていた冷やし肉蕎麦を食べました。

出汁を取ったであろう鶏肉が載っていて、汁が澄んでいてさらっと薄味ですが、これは旨いですね。蕎麦も蕎麦粉100%の十割蕎麦だそうです。

昔の農家の家屋をそのまま手入れして店にして、すごくいい感じの蕎麦屋さんでした。

武兵衛蕎麦という名のお蕎麦屋さん。また行きましょう!

(つづく)

 

 

第2回開業塾

不妊治療で良く使う陰部神経刺鍼術の練習

昨日5月8日は、第2回の当院主催の私塾『開業塾』の第2回目を開催しました。

新しく福島県鍼灸師会に入会された会員さんや、鍼灸学校学生さんに、非常に需要のある不妊治療について、数回に分けて勉強会を提供します。

看護師や保健師の職歴をもつ学生さんや鍼灸師さん、学校教師、エリート銀行員だった方もいて、私からの一通りの講座が終わったら、今度はみなさんからいろいろ教えを頂こうと思います(^^)

GWは

前半は恒例の、家内の実家の田植えを。

昭和15年生まれの義父が熟練の腕を披露します

今年のGWは前半が天気が良くなくて、田植えも捗りませんが、2日半の作業て完了となりそうです。

本日は5月2日で、当院は通常通りの診療になります。と言うか、水曜日は休診なので本日は夜7時まで診療です。

田植えは明日3日の午前中で完了の予定で、あと2日は家内とドライブか、ちょびっとバイクに乗るか、そんな連休です。

 

 

総会と県民公開講座

令和4年5月の診療案内 →

去る4月24日は福島県鍼灸師会の総会と、会津医療センターの鈴木雅雄先生の教授就任記念県民公開講座を開催しました。
毎年、この時期はこうした準備に忙殺されてブログもだいぶ手を抜きました(;^ω^)

ビッグアイの大会議室180名定員に対して30人程度ですので、スカスカの会場です。

私は会長ですので、総会では議長を務めました。議事進行は非常にスムーズで、鍼灸師会の他、政治連盟の総会も定刻の30分前に終了しました。

来年は役員改選もあり、ちょっと大変かも?

総会の終わりには、年3回の定期講習会をすべて履修した会員へ定期講習会修了証を授与しました。

 

昼食時に、第1回理事会を役員の皆さんで開催し、午後からは県民公開講座を開催しました。

講座は2部構成、会場参加とリモート参加のハイブリッド式で総参加数は130名。会場はスカスカですが、リモートはぎゅうずめです。

第1講座は、会津医療センター後期研修生の津田恭輔先生でした。

会津医療センターでは、研修医と全く同じプログラムで前期2年後期3年の研修を行っています。

研修医はもちろん給与が出ますが、鍼灸研修生も県の準職員として給与が出ます。鍼灸師ならばだれでも会津医療センターの研修生になれるかと思いきや、大変難しい試験などがあり、研修生に慣れるのは大変なことなのです。

津田先生のお父様は、日本でも大変有名な先生です。
鍼灸師で『津田』の苗字を知らないようでは??です。

福島県鍼灸師会の講習会講師で毎年お世話になっている総合内科の宗像源之(むなかた もとゆき)先生は津田先生などの鍼灸研修生や研修医の指導をされています。

その宗像先生の講義で、
『634メートル』と『3,776メートル』という一節があったそうです。

634メートルはスカイツリーの高さ。
専門性を突き詰めて高みを求めてくと、スカイツリーの高さから周囲をよく見渡せる。

また3,776メートルの富士山のように、多くのことを学んですそ野を広げていくことも大切である、という教であったそうです。

来たる7月24日の夏季学術講習会では、その宗像先生のご講義を拝聴しますので、非常に楽しみです。

なお、7月の演題は『バイタルサインの解釈』と題してご講演いただきます。

第2講座は、昨年12月に会津医療センター附属研究所の教授に就任された鈴木雅雄先生のご講演でした。

演題は『福島から発信する鍼灸のエビデンス』でした。

鈴木先生の教授就任の所信表明としての公開講座を我が福島県鍼灸師会が開催させていただくことは大変光栄なことです。

この日は鈴木先生が現在至るまでの幼少期から、大学、大学院、岐阜大学での研修や京都大学大学院での研究の成果をお話しいただき、今後の会津モデル・福島モデル・日本モデルの鍼灸エビデンスを広げていくお話をしていただきました。

いつも鈴木先生の講義を聴くと、翌日からの臨床に力が入ります。

講演の終わりには、心ばかりですが本会からお花を贈呈させていただきました。