久しぶりにバイク

8月2回目の休日です。

今日は朝だけちょびっとバイクに乗って来ました。

昨年9月に車検を通してこれで2回目の乗車です(^_^;)

このバイクはヤマハ製1200cc。1989年製ですから、28年前のバイクになります。うちの長男と同じ歳になります。

約8万キロ走っていて、今より時間や休日が自由に出来たころ、あちこちツーリングして来たバイクです。

30年前のバイク、8万キロ走破と言うことは、もはやクラシックカーですし、オンボロですね。

それでも、新車のような滑らかさと快適性はありませんが、調子の悪い時はオイルや該当の部品を交換すると、ごくごく普通に走ります。

人間も機械も同じですね。中年期以降は、だいたい絶好調という方は少ないでしょう。

愛車も絶好調ではありませんが、これからも適度に手入れして、長持ちさせたいと思います。

機械と人間で違うところは、人間は、機部品の交換が気軽には出来ない、と言う事です。

また機械は、壊れ始めたら自然に直ることはないと言う事でしょう。

皆様のお体も長持ちするよう、精一杯メンテナンスさせていただきます。

雨のち晴れ

天候のおかしい盆明けです。

昼に雷を伴った大雨。

昼過ぎから急に天気が良くなりました。

本日も診療は終わり。今日も患者様と笑いあり、少々真面目に(^_^;) 楽しく仕事をさせて頂きました!

こだわりのコーヒー豆を買いに行き、店主の薀蓄を1時間聞かされた話、これまたこだわりのラーメン屋さんの話、ビッグダディがAV業界に進出したらしい話。

しょーもない話で盛り上がりました。

また来週よろしくお願いいたします(*^_^*)

謎の下肢痛

かれこれ7回ほど治療に来院されている高齢のご婦人。

右の股関節付近と右の下腿外側の痛みが主訴でした。

数年前に腰部脊柱管狭窄症の手術を行い、それまでの腰痛から解放されたとのこと。

2年前から今回の症状が現れたそうな。その時も来院し、3回か4回の治療で緩解されました。

右の股関節を動かすと、左に比べるとかなりの制限がありました。腰の手術の後にこの様な症状が出る方は時々います。

原因はよく分からず、もともと股関節に問題があったのか、高齢ゆえの運動不足のせいなのか。

近々、遠くに家族ぐるみで転居されると言い、いつになったら治るのかと焦っていましたが(^_^;)

めでたく治る見込みが見えて来て、症状もだいぶ改善したようでした。

転居さきの周りには、よく知っている先生がたくさんいますから、一番腕が良くて優しい先生を紹介したいと思います。

ますますよくなって下さいね!

当院では、腰痛や坐骨神経痛の治療も得意です。ぜひご相談ください。

白河市 三瓶鍼療院 電話0248-27-1846

こんな病気症状に 顎関節症

当院は不妊症専門の鍼灸院と紹介されることがありますが、決してそうではありません(;^_^A

普通に、腰痛、肩こり、頭痛など、普通に鍼灸院が扱う疾患の方が来院します。

意外にも多いのは、うつ病やパニック症候群などの心療内科系疾患の方です。ストレス社会の表れなのでしょう。

最近多くなってきたように思うのは、大きく口を空いた時にコキッと顎の関節から音がして、同時に痛みを感じるという『顎関節症』です。これもストレスが大きく関係します。

歯科医さんで治療を受けても芳しくない、という方が鍼灸院に来院されるようです。

また罹患するのは若い女性が多いようです。

顎の関節は構造上、首・肩こりの影響を受けやすく、当院ではまず首肩の筋肉の凝りを柔らかくする治療を行い、上の図にあるような側頭部のツボを使った顎関節症の治療を行っています。

同時に、深部まで届いて血行を改善する低出力レーザーも併用します。

発病1か月以内くらいであれば、2~5回程度の治療で治りますが、3か月以上経った場合は、もう少し回数がかかります。

顎の関節症だけの治療で終わらず、原因になっているストレスや肩こりの治療も行いますので、いったん治ればそうそう再発はしないようです。

顎関節症には鍼灸も良い効果があります。当院では低出力レーザーと鍼灸で最新の治療を行います。ぜひご相談ください。

白河市 三瓶鍼療院 電話0248-27-1846

冷湿布の魔法

いつも駄文にお付き合いいただきありがとうございます。

今年は盆から例年になく冷夏で、しかも毎日雨模様。
私も持病の腰痛が慢性化・・・(;´・ω・)
10年くらい前に肋骨を骨折し・・・それから疲労が溜まるとちょくちょく出てきます。

白河市にある報徳指圧さんに何回か通って、ばっちりしばらくは症状も出なくなったのですが、ここ数日の天候不良、低温、運動不足(汗)などでまた再発しました~

これには鍼が良く効くんですが、自分ではできないし、報徳指圧さんも盆休み。面倒になり冷湿布でごまかしておりましたが・・・

数日貼り続けていたら、ほとんど症状がなくなりました。
湿布も案外効果があるようです。

ここ数日、同じような腰痛や神経痛の方が治療にいらっしゃいますが、だいたい湿布などを貼っていたりしても治らなかった方たちばかりです。

慢性の腰痛が続くと、内臓に原因があるのでは?と心配される方も多いですが、内臓に原因がある腰痛などは、特徴的な症状が必ずあります。

寝返りや、朝起きて立つとき、かがんだ時、立ち上がったときなど、体動に関連して出現する腰痛はまず心配ありません。

鍼灸治療が良く効きますから、湿布を貼って治らない時はぜひご来院ください。

卵の質の改善(カナケンセミナー覚え書き) その2

体の状態を改善し、また栄養の状態を良くして、次はその栄養や改善したホルモンの状態を成長していく卵子にどうリレーするか、の話になります。

原子卵胞から成長していった卵子は、排卵前3ヶ月より胞状卵胞となります。このあたりでは、ホルモンでは排卵するためのLHホルモンの刺激により成長し、受精した後に卵割~成長へ必要な栄養をためていきます。

卵巣にはたくさんの細かい血管があり、LHサージの時にその刺激を血液で伝え、またそれ以前1年くらい前からすこしずつ栄養を卵子は蓄えていきます。

特定のツボへ特定の刺激を加えると、交感神経の抑制を得られ、卵巣の血流が改善することは、いくつか前のブログ投稿で書いた通りです。

この、卵巣などの特定の臓器の血流を改善する(血流を増加させる)ことは、鍼灸が得意なところです。

※以降、カラーアトラス 不妊診療のための卵子学 より

上は排卵直前の成熟卵胞ですが、卵胞壁から卵子顆粒膜細胞へ血管が出来ています。ここまで運んできた栄養やホルモンは、さらに微小な循環で卵子に供給されます。

顆粒膜細胞の最も内側(卵子側)にある放射冠細胞の先はTZPと呼ばれる先端が卵子の透明体に入り込んでいます。

 

TZPと卵子表面は、GapJunction(ギャップジャンクション)と呼ばれる一種の突起でつながれていて、ここから栄養やホルモンが卵子に入り込んでいきます。

一節には卵子内のミトコンドリアはこの近辺まで近づき、糖質などの栄養を確保するというお話でした。

※日本IVF学会前理事長 森本義晴先生から直接お聞きしたお話しです。

森本先生はIVFなんば、IVF大阪、HORACグランフロント大阪クリニックの3院を合わせると世界最大の生殖医療専門クリニックとなるIVFジャパンの理事長をされていて、ミトコンドリア自己移植による生殖医療の研究をされていますが、鍼灸の可能性には大変な期待を持たれています。

下の写真は、2年前に開催された第64回全日本鍼灸学会(郡山開催)の懇親会の時のものですが、鍼灸の学会に来ていただいて不妊症と鍼灸についてご講演いただいた事は大変良い思い出です。

第64回全日本鍼灸学会で森本義晴先生と

卵の質の改善(カナケンセミナー覚え書き) その1

8月27日に依頼されている、カナケンセミナーの講義の覚え書きを少々・・・

今回は8月6日に行った基礎の内容ではなく、体外受精などを行う患者さんのための、応用編・卵の質の改善についてが主な内容です。

キーワードは、
ズバリ、、、、こだわりの卵!

食べる卵の話ですが、妊活に向いた良い卵の質を目指す話に良く通じるものです。

スーパーで売っている、特売の客引き用の目玉となる安売りの卵は、下記の特徴があります。

  1. 明かりをつけたり消したりして人為的に昼夜数を多くして排卵数を増した卵
  2. エサは適当に安いもの。卵黄の黄身が鮮やかな黄色になる着色剤入り(見た目は黄身が黄色鮮やかで美味しそう)
  3. 狭いゲージで全く運動せず、日光にも当たらない
  4. 病気にならぬよう、抗生物質漬け

簡単には、これを逆にしてあげれば『こだわりの卵』になるわけです。

すなわち・・・下記のようにすれば良いのです。

  1. 十分な睡眠時間、良質な睡眠により、間脳(視床)~脳下垂体~卵巣の円滑なホルモンの働きをつくる
  2. バランスの良い食事、適度な自然食志向を目指し、トランス脂肪酸食・ジャンクフードを食べない
  3. 適度な運動を行い日光に当たる
  4. 適度な免疫により、病気になりにくい・風邪などひきにくい体質にする

1、4などは、鍼灸がとても良い働きがあります。

2、3などは進んでご夫妻で励んでいただけると鍼灸も効果が表れやすいです。

続いて、良い栄養や改善したホルモンの状態をどう卵巣や卵にリレーするかは、次の投稿にて!

親類でお盆のBBQ

今年はお盆の後半は天気も悪く、涼しすぎる陽気です。

例年のごとく、嫁さんの実家で兄弟が集まり、親睦を兼ねてBBQをやりました。

義兄弟夫妻のほか、甥っ子姪っ子、その子供たちやら・・・
今年は大人数となりました。

この建物は、嫁さんの祖父さんの代から養蚕をやっていて、蚕様を飼育していた小屋になります。

結婚した当初は、時期になると私も手伝いに行きました。

養蚕も、価格では太刀打ちできない中国産にとって代わり、今はブランドの『天栄ネギ』を栽培して、大量に出荷しています。